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  • 第49回
  • アイホン株式会社 (愛知県名古屋市)

あなたの家のインターホンは
どんな音ですか?
	佐井さん
今回の取材先は、ドアホンやインターホンなどを製造販売している「アイホン株式会社」さん。ということで、ここで質問です。あなたの家のインターホンがどんな音か、思い出せますか?ちなみに私の自宅は「トゥルルン♪トゥルルン♪トゥルルン♪」で、実家はシンプルな「ピーンポーン」です(笑)。 
毎日必ず使っているものなのに、よくよく考えるとインターホンやドアホンに注目することってほとんどないのかも…!最新のインターホンって、どれだけ進化しているのかしら?ワクワクしてきたところで、さっそく「ピンポ〜ン」って、本社におじゃまします!

世界で活躍するアイホン株式会社の歴史。

昭和23年(1948年)、名古屋市に合資会社東海音響電気研究所を創立したのがアイホンの始まり。その当時はラジオや拡声器の組立・修理を行う会社だったそう。インターホンの生産を開始したのは1951年のこと。きっかけは創業者である市川利夫氏が、戦前に別の会社に勤めていた時、海外製のインターホンを見て衝撃を受けたこと。こんな便利なものがあるのかと感動し、業務用インターホン1号機をつくり上げました。そのインターホンが名古屋駅前の旅館に採用され、その実績が評価されて会社の評判も上々。それまで広い旅館では、客室と厨房の行き来がとても大変だったそうですが、業務用インターホンで客室と厨房がつながったおかげで、格段に仕事がしやすくなったそうです。翌年には「愛知を復興する」という目的と、インターホンを意味する造語「高声電話器」を組み合わせて、「愛興高声電話器合資会社」に社名を変更。1954年には社名の頭文字「愛」とインターホンを組み合わせ、製品名を「アイホン」と改称。同時に「アイホン」を商標登録。1959年、現在のアイホン株式会社に社名を変更しました。1955年、国立大府療養所に、ナースコールインターホンが導入されたのも大きな出来事。当初は呼び出し音が鳴るだけのシンプルなものだったそうですが、1964年には、通話ができるナースコールが標準となったそう。私も入院時は、ナースコールの有り難さを強く感じたので、改めてありがとうございます♪そして、家庭用インターホン「ママトーク」が発売されたのは1963年。当時の価格は3,850円。設置に必要なものが一式セットになったパック商品だったので、購入して自分で取り付けできるという手軽さが魅力だったそうです。こうして一般家庭にもインターホンが普及していったんですね。
そんなアイホンの国内業界シェアは、なんと52.7%!(2020年3月アイホン株式会社調べ)。国内でのシェアは半分を超えてるんです!すごーい!と思っていたら、フランスのモン・サン=ミシェルや、スペインのサグラダ・ファミリアなど誰もが知る世界文化遺産の建造物や観光地にも、アイホンのインターホンが採用されているとのこと!そしてなんと、アメリカのホワイトハウスにもアイホンが!!驚愕…そして感動ですよね。世界で活躍する日本のインターホン、カッコいい!とても誇らしい気持ちになりました。
  • 総務部総務課の黒田彩加さんと柏木大輔さん。マスク越しでも、おふたりの笑顔と人柄が伝わってきます♪

  • 昭和26年(1951年)製造の拡声同時通話インターホン。業務用の中で一番古いものだそう。今のインターホンとは形が違いますね!

  • 家庭用インターホンとして普及した「ママトーク」。70年以上にわたりインターホン一筋に邁進してきたアイホンの大切な商品の一つです。

  • 昭和57年(1982年)製造の白黒テレビドアホン。訪問者を目で見て確認することで、防犯効果を高めるテレビドアホンの初期の商品です。

最新のインターホン、ナースコールの進化に脱帽!

国内営業本部 販売促進部の鹿山陽一郎さんに、最新のインターホンの特徴について伺いました。まずは新商品のワイヤレステレビドアホン「WR-11」。カメラ付ワイヤレス玄関子機は無線で通信するため、配線工事が不要で設置場所を選ばないのが魅力とのこと。インターホンがついていないアパートや古い住宅などにも、気軽にテレビドアホンが取り付けられるって、うれしいですね♪
そして、最新の集合住宅用インターホンシステム「VIXUS HORIZO」(インターホン・オブ・ザ・イヤー2018システム部門 最優秀賞 受賞)は、とにかく見た目がカッコいい!よく考えるとインターホンって縦型のものばかりですよね。そんな中、こちらのインターホンはインテリアにも溶け込む今までにない横型♪しかも見た目だけじゃなくて、機能面も素晴らしいんです!ブラウザ機能が搭載されていて、インターホン親機をネットワークに接続することで、サービス提供会社(マンションの管理会社)専用サービスコンテンツを簡単に表示、利用することが可能なのです。マンションロビーやエレベーター脇などの掲示板に貼られるお知らせをわざわざ見に行かなくてもいいなんて、便利すぎる〜!!
さらに、最新の医療施設向けナースコール「Vi-nurse(ビーナース)」は看護師さんのきめ細かなケアに必要となるさまざまな情報を見える化。情報表示画面は大画面でとても見やすく、タッチパネル機能も搭載。直観的な操作を可能にしています。中でも私が感動したのは「マルチハートコール」という、患者さんの状態に合わせて使える1台4役の特殊呼び出しスイッチ。ナースコールを押すことのできない患者さんのために作られたスイッチで、息を吹きかけたり、声を出したり、手を近づけたり、舌などで触れたりすることで、センサーが反応してくれます。すべての患者さんが安心できるよう、さまざまな工夫とたっぷりの思いやりが詰まっているナースコールに感激しました。
  • 最新のインターホンは、スマートフォンやタブレットにアプリで連携し、外出先から来訪者に応対できたりするんですよ♪

  • 配線工事不用、動画録画対応のワイヤレステレビドアホン。安心・安全が大掛かりな工事をすることなく設置できるってうれしいなぁ〜。

  • マンションからのお知らせが届くほか、施設内のラウンジや駐車場の予約・確認までできるコンシェルジュなインターホン♪

  • ボード型のPC親機は、スタッフステーションの情報共有をスムーズにする大画面。看護計画の立案などに役立つ情報処理機能で、ストレスフリーな業務を支援してくれます。

人事担当者からのメッセージ

入社する前に専門的な知識を身につける必要はありません。入社された後、充実した教育制度やOJT制度が整っているので、必要な知識はそこで習得可能です。まずは自ら考え、新しいことを創り出す意欲が大切だと考えています。インターホンやナースコールは今やただの呼び鈴ではなく、世の中のニーズに合わせてアライアンス、いわゆる他社連携をしてその姿を変える存在となっています。お客様の抱える困りごとや悩みを自分事と捉えて、どうすれば解決できるのかを常に考えていくことが大切です。
アイホンで働くやりがいは、何といっても自分の仕事がカタチになる喜びを感じられることだと思います。完成品がエントランスや玄関など、目につく場所に設置されることが多いので、自分の目で直接使われる様子を見ることができます。今ではテレビ・ドラマ・映画での露出度も高く、メディアを通じて自分が関わった自社製品を見られる瞬間は格別ですよ。
就職活動では、自分を作り込みすぎず、自分と企業がマッチするポイントを見つけ合う機会だと捉えてください。企業の目指す方向に共感でき、ご自身も企業と一緒に成長したいと心から思える出会いがありますよう応援しています。

(総務部 人事課 尾関貴志さん)

佐井祐里奈の体験後記

佐井祐里奈の体験後記アイコン
コロナウイルス感染症によるさまざまな環境の変化を日々感じていますが、病院や高齢者施設での面会にもインターホンが活躍する場面があると聞き、インターホンが感染症対策にも役立っていることを知りました。コロナ禍で非接触システムが注目される中、インターホンがどう変化していくのか、目が離せません。販売促進部の鹿山さんが「ただ呼び出しを受けて応答する、映像が見える。それだけのインターホンではなく、いかに社会貢献できるものにしていくか」と力強く話してくださったのが印象的でした。この先も毎日そばで見守ってくれるインターホンは、私たちの生活をどんどん便利にしてくれるのでしょう。そんな頼もしいインターホンの進化に、これからも期待しています!
佐井祐里奈の体験後記

約170°パノラマワイドカメラの凄さを実感!部屋にいる皆さんが映っちゃうレベルでした~♪

COMPANY DATA

アイホン株式会社
本社:名古屋市中区新栄町一丁目
1番 明治安田生命名古屋ビル10階
https://www.aiphone.co.jp/

昭和23年(1948年)、名古屋市に合資会社東海音響電気研究所として創業。昭和34年(1959年)、アイホン株式会社に社名変更。創業から70年以上にわたりインターホン一筋に邁進し、現在は、国内のみならず、世界70か国に製品を輸出、販売するインターホンのパイオニア企業です。

  • 佐井祐里奈プロフィール
  • 佐井祐里奈

    ツイッター:@yunna_s31 愛知県日進市出身。大学卒業後、宮崎放送(MRT)のアナウンサーとして活躍。2013年から拠点を名古屋に移し、テレビのリポーター、ラジオのパーソナリティ、イベントの司会など、活躍の場を広げる。趣味はアイドル研究。

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