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  • 第33回
  • 株式会社ヴィレッジヴァンガード
    コーポレーション (愛知県名古屋市)

新しい発見と驚きに満ちたオンリーワンの本屋さん、
ヴィレッジヴァンガードの本社に突撃です!
	白井さん
みなさま初めまして、白井奈津と申します!いつもこのコーナーの取材を担当している佐井ちゃんの代打として、しばらくの間私が担当いたします。実は…こんなに長い文章を書くのは初めてなので……若干震えておりますが、みなさまに魅力的な情報をたくさんお届けできるよう頑張ります!
さて、白井担当企業見聞録第一回目の取材先は、“遊べる本屋”ヴィレッジヴァンガード!今ではどんなお店かなんて説明もいらないほど、その存在は当たり前。 しかし、創業当時はその普通じゃないスタイルに、変わり者扱いされたんだとか。その変なお店が当たり前になるまでの道のりと、それを今でもブレずに続けられる秘密を確かめにいざ本社へ!

ヴィレヴァンのトリコになったお客さんは、
いずれスタッフに…!?

今や、全国47都道府県(石垣島にも!)に店を展開するヴィレッジヴァンガード。その1号店が、なんと名古屋にあるんです!本屋さんとは思えない個性的な外観からもわかる通り、創業者の菊地さんは最初から普通の本屋さんを始める気はこれっぽっちもなかったそう。自分が好きなものや惹かれるものだけを置き、それに共感する人が来店してくれればそれでいい、そんな思いだったんですって。はじめは周囲から不思議がられていたものの、本屋さんがたくさんある時代に他にはない独自のスタイルが認められ、本を買いに来るのではなく、店の固定ファンが徐々に増えていったんだとか。菊地さんは会長に就任された現在も、毎回会議に出席されているそう。一体どんな方なのか、マーケティング本部の小堀さんに伺ったところ、「男女みんなにモテる方です」という答えが(笑)!その真意は、人のいいところを引き出し、人と人のつながりを大切にしている方だからとのこと。それをあらわすエピソードが、ヴィレッジヴァンガードで働いているスタッフのほとんどが元お客さまで、生粋のヴィレヴァンファンだということ。店に共感して入り浸っていた人たちが、今度は提案発信する側になり、新たに共感する人たちがさらに増えていく…。だからこそ店のリピーターが増え続け、変わった本屋さんから誰もが知る本屋さんに成長していったのですね。
1986年に名古屋市天白区に1号店を出店して以来、今やヴィレッジヴァンガードは全国に348店舗(2019年2月末現在)を展開するまでに成長。さらには「ニュースタイル」「こととや」「ダイナー」といった違う形態の店舗も。ファンの好奇心をさらに広げ、進化し続けるヴィレヴァンから、ますます目が離せません!
  • 社内では「ヴィレヴァン」ではなく、「ヴィレッジ」と略すんですよと教えてくださったマーケティング本部の小堀聡子さん!

  • ヴィレヴァンの歴史が始まった場所、1号店の外観です!

  • 地方の道の駅などで売っているような、美味しいものが置いてある食品版ヴィレッジヴァンガードの「こととや」。

  • ヴィレヴァンがプロデュースする大人のためのハンバーガーショップ「VILLAGE VANGUARD DINER」。

暇つぶしのつもりが…
トンデモ面白アイテムに遭遇!?

ヴィレヴァンのお店に入った瞬間、「なにこれー!」と思わず笑ってしまう商品に出会った経験、みなさんもありませんか?あの独特で好奇心をくすぐられる商品の数々、どんな基準で仕入れているのかというと…「特に明確な基準はない!」そうです(笑)。
各店のスタッフさんが、このお店にあったらいいなと思う商品を独自の嗅覚で選んで仕入れているので、それ故にお店によって力をいれているところが違うのも魅力のひとつ。他にはない本屋をコンセプトにしているヴィレッジヴァンガードだからこそ、店舗を見比べてみても二つとして同じ空間はないのですね。ここ最近の人気商品や、スタッフさんがおすすめの商品は、後ほど写真付きでご紹介します!
そして…ヴィレヴァンの特徴はなんといっても商品の並べ方!商品の什器が入り組んだ店内は、普通に歩いているだけのつもりが、目に入った商品を思わず手に取ってしまいたくなる…。この流れ、実はしっかり計算されているんです!一見雑多に商品が置いてあるように思いますが、絶妙に目につきやすい場所にお店側の推し商品が置いてあったり、繋がりがないように見えて横に置いてある商品にも意味があったり……。店内のレイアウトもどんどん変化させるため、スタッフが什器を作ってしまうこともあるんだとか!
続いて最大の特徴、ポップ。一般のお店でも見かけるような定番商品であっても、ヴィレヴァンらしいポップに、思わず手に取ってしまう…なんてことが私はよくあります。あの個性豊かなポップは、ありきたりな商品紹介ではなく、お客さんが手に取りたくなるような“スタッフからの語りかけ”が表現されているそう。ポップの書き方も自由で、各スタッフのセンスに一任されているんですって。だから言葉だけでなく、絵で表現したものも。ポップ職人と呼ばれ、スタッフ内で有名な人もいるそうですよ。
そんなヴィレヴァンのあるあるが詰まったドラマが、現在東海エリアで放送中です!実際の店舗で撮影され、ヴィレヴァンの世界観が細かーいところまで再現されているそうなのでドラマでもその魅力に是非触れてみてくださいね!かなり個性的なスタッフさんが登場しますが、これが結構あるあるなんですって(笑)。
  • フロム韓国の甘じょっぱ系ポテチ「ハニーバターチップス」。入荷即売り切れになることも。スタッフさん曰く「ポテチ人生のうち、5本の指に入るうまさ」ですって!

  • 泣く子も黙る、夢に出てきちゃいそうな「おさるのシンバル」。抜群のクオリティで目が飛び出し、歯を剥き出しシャンシャンします(笑)!

  • ぱっと見いくらの「いくらアイマスク」。ちゃんと気持ちいいアイマスクは、冷やしても温めても◎。ちゃんと笑えて、ちゃんと嬉しい。贈り物におすすめです。

  • メ〜テレで絶賛放送中のドラマ「ヴィレヴァン!」。
    キャストもめちゃくちゃ豪華です!

白井奈津の体験後記

白井奈津の体験後記アイコン
「ヴィレヴァン」はもはや一つのカテゴリーになるほど、他には類をみない存在です。創業以来かたくなに守り続ける「オンリーワンの空間」には、買い物に行くのではなく、楽しみを見つけに行く人たちでにぎわっています。
店舗はもちろん、毎月発行している「VVマガジン」というフリーペーパーを見ても、その“らしさ”が満載!時代と共に新しいことを取り入れているにもかかわらず、コンセプトは創業当初から変わらないというのもカッコいいですよね。そして、変わらずにあり続けられるのは、スタッフのみなさんが一番のヴィレヴァンファンであり、心底楽しんで空間づくりをしているから!私たちが“楽しい”を共感できるお店には、そんな秘密が隠されていたんですね。ヴィレヴァンにまた行くのが楽しみです!
白井奈津の体験後記

「VVマガジン」にはこれでもかっていう位、面白い情報が満載です!

COMPANY DATA

株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーション
https://www.village-v.co.jp/

1986年、創業者であり現会長の菊地敬一氏が「自分が客だったら」という発想で、愛知県名古屋市天白区に1号店を開業。「遊べる本屋」をキーワードに、書籍、雑貨類、CD・DVDなど、カテゴリーにとらわれずさまざまなアイテムを融合的に販売しています。ニューヨークにあるジャズクラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」に由来する店名には、本屋でジャズのライブをやるという菊地氏の夢が込められています。

  • 佐井祐里奈プロフィール
  • 白井奈津

    愛知県名古屋市出身。ラジオ、テレビのリポーター、ナレーション、イベントの司会など、マルチに活躍。

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