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第22回
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株式会社さんわコーポレーション (愛知県海部郡大治町)

大好きな「さんわ」の手羽唐♪

進化する老舗、
さんわグループの歴史
さんわグループの創始者、伊藤和四五郎(わしごろう)氏は1900年に米穀や飼料などを取り扱う「伊藤和四五郎商店」を創業しました。1933年には、愛知県知多郡大高町(現在の名古屋市緑区大高町)に約4万坪の三和農場を建設。養鶏事業を開始します。農場では名古屋コーチンをはじめ約8万羽の鶏を飼育していたとのこと。当時の養鶏場としては、なんと東洋一の規模!それまでは武士たちが家内労働として営んでいた養鶏を、近代的な産業として発展させることに成功しました。さらに1955年には、和四五郎氏の孫、古川柳三氏がさんわコーポレーションの前身となる三和畜産株式会社を設立。お馴染みのCM「さんわ さんわ さんわのわかどり〜♪」は3年後の1958年頃からスタート。一般的に「かしわ」と呼ばれていた鶏肉を「わかどり」とネーミングしたのは、柳三氏だったのです。当時「かしわ」は廃鶏を意味する言葉としても使われていたため、そのイメージを払拭するためのナイスアイデア!その後、若年期の柔らかく美味しい鶏肉は、広く一般に認知されることとなります。高度成長時代には、スーパーマーケットに直営小売店舗を出店。さらに鶏肉の二次・三次加工を行う、業界初のプロセスセンターを完成。鶏肉の加工販売を中心的事業としながら、順調に発展します。順風満帆!だったはずなのですが…、バブル経済が崩壊したことで大きな転換期を迎えます。景気が一気に後退する中、大量仕入れ・大量販売から、「価格」ではなく「価値」で競える生鮮鶏肉ブランド企業を目指すことに。1993年には、本物の味・価値を提供するブランドとして、三和の純鶏名古屋コーチンを取り扱う「鶏三和」が誕生。2000年には、名古屋コーチン専用農場である有限会社中日本ファームズをグループ企業化しました。今では、駅ナカ商業施設や高速道路サービスエリアなど、全国に広がっています。さらに今年の5月19日、初めての海外店舗が台湾の台北駅に誕生。日本食文化を伝えたいという想いを込め、厳選した現地の食材で日本の味をしっかりと再現しているそうです。旅行したら、食べに行ってみたいなぁ~♪…でも台湾は遠いなぁ~というあなたに朗報です!なんと7月18日、栄地下に新店舗がオープンするとのこと。皆さんもぜひチェックしてみてくださいね。
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常務取締役執行役員の古川翔大さんは、若くてエネルギッシュな方でした!
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「営業が外出先でも倉庫の在庫をリアルタイムでチェックすることができるシステムを確立中」と話してくださいました。
美味しすぎると大人気!
手羽煮と名古屋コーチンぷりん
そして、最近お土産として注目を集めるスイーツ、「名古屋コーチンたまごぷりん」の美味しさの秘密も伺いました!贅沢にも名古屋コーチンの卵を100%使用したプリンは、とにかく濃厚で、一度食べたら忘れられない味。美味しさの秘密は、新鮮な卵と濃厚な生クリームを使っているところ。さらにプリン工場では、手作業で卵を割っているんですって。家で卵を1個割るのにも苦労する私からすると、信じられない…(笑)。添加物を一切使用していないのも嬉しいポイント♪見た目にも美味しいプリンにするため、カラメルの色や分量などにもこだわりが。その結果、最高に美味しいプリンが出来上がりました♪
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商品本部 企画商品開発の石川雅也さんと内川愛梨さん。お二人が美味しさの秘密と、こだわりを丁寧に教えてくださいました。
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パッケージの裏には、美味しい食べ方のポイントやアレンジレシピも載っています。今度、身をほぐしてご飯に混ぜて食べてみようかな~♪
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ゴールドのパッケージで、名古屋らしさを表現。シズル感たっぷりの写真にも惹かれます!
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煮くずれしないように、なんと手作業で丁寧に煮込んでいるというから驚き!
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表記をあえて「ぷりん」とひらがなにすることで、和風で優しいイメージに♪
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カラメルの味と色にもこだわりが!濃厚な味を引き立たせるよう、あえて苦みを残したものにしているとのこと。
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2014年10月にやっとの思いで商品化した名古屋コーチン濃厚たまごぷりん、いただきま〜す!
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驚きの美味しさぁ~っ!とにかく卵の濃厚な味と、優しい甘さが口に広がります。幸せぇ~♪
人事担当者からのメッセージ
私から最後にお伝えしたいことは、「就職」と「就社」という言葉の違いです。「就職」は言葉通り「やりたい仕事に就く」こと。対して「就社」は、「入りたい会社に入社する」こと。仕事で会社を選ぶのか、選んだ会社から仕事を与えられるのか、どちらにやりがいを感じるかをよく見極めてください。ぜひ、自分がやりがいを感じられる会社、仕事に巡り会えることを信じて、頑張ってください!

管理本部 人事管理 担当 河口裕介さん
佐井祐里奈の体験後記

時代のニーズに合わせて、常に進化するさんわコーポレーション。これからは、共働きの増加で家庭での調理時間が減っていく時代背景を受け「ready to cook ready to eat=ひと手間で食卓に並べられる商品」の開発に力を入れたいとのこと。個人的にも嬉しいことです!ありがたや~。これからも期待しています!

名古屋コーチンの手羽煮の美味しさを広めていこう~♪まずは今夜のおかずにいかがですか?

株式会社さんわコーポレーション
https://www.sanwa-grp.co.jp/
1900年に名古屋市西区にて、飼料商として伊藤和四五郎商店を創業。業界初の完全配合飼料の製造に着手し、完全配合飼料の基礎を築く。1933年には、名古屋市緑区に三和農場を建設し、名古屋コーチンなど約8万羽の鶏を育成。当時としては、東洋一の養鶏所まで発展させる。1955年以降、さんわコーポレーションとして、農場から調理・加工そして販売までの独自基準による一貫事業管理体制を構築。第三次加工を核とした中部発信のブランドメーカーとして、進化を続ける。
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佐井祐里奈
ツイッター:@yunna_s31 愛知県日進市出身。大学卒業後、宮崎放送(MRT)のアナウンサーとして活躍。2013年から拠点を名古屋に移し、テレビのリポーター、ラジオのパーソナリティ、イベントの司会など、活躍の場を広げる。趣味はアイドル研究。