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第19回
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カリモク家具株式会社 (愛知県知多郡東浦町)


時代に寄り添い変化を続ける
カリモク家具
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私たち取材クルーにつきっきりで、とっても熱心に話をしてくださった カリモク家具株式会社 営業推進部常務取締役 山田郁二さん。
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「フシ」とは、枝が落ちてできた後のカサブタのようなモノのこと。「生きブシ」といって細胞が生きているフシは、丈夫で堅いのだとか!
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天然木は湿度によって3~5㎜も伸び縮みするんですって!そのため、家具の材料にするためには乾燥をさせることが大事とのこと。
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1962年に販売されてから多くの方々に愛されているカリモク60のロビーチェア。オシャレでとっても座りやすいよ~♪
体にフィットする…究極の座り心地を追求!
続いて、今年の2月にオープンしたばかりの「Kテラス」を訪問。1階は食堂で、2階は工場や商品などの紹介や展示を行うギャラリーになっています。1階の食堂には、カリモク家具のカラフルなインテリアが並んでいて、とってもオシャレな空間!私がスタッフだったら、どこの席に座ろうか絶対に迷っちゃいます~(笑)。今後、ランチルームの導入を検討されている企業の方には、カリモク家具を実際に使った食堂を見て、雰囲気を掴んでいただけるそうですよ。
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カリモク家具の座り心地研究は、これからもまだまだ進化を続けるそうです!もう十分素敵な椅子なのに、さらに進化するなんて信じられないよ~。
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座ったらもう立ち上がりたくなくなる~。気持ちよすぎて動けない~Z z z...。取材を忘れて、本当に寝ちゃいそうでした(笑)。
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Kテラスについて話をしてくださった、カリモク家具株式会社 総張工場 管理部次長 神谷政志さん。「Kテラス」という名前は社員さんからの公募で決まったんだって♪
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カリモク家具のインテリアって、本当にステキ。アレもコレも欲しいなぁ〜。ずっとお洒落な食堂でご飯を食べていたいです…(笑)。
カリモク家具こだわりの製造現場
カリモクの家具は厳選された天然素材をもとに職人の熟練の技と感性、そして最新のテクノロジーによって作られています。今回はなんと特別に、職人スピリットが行き届いた確かなモノづくり現場を覗かせていただきました!
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たくさんありますが、これでもほんのごく一部なのです!立派な木に育つのに70年~100年かかっていると思うと感慨深いものがあるなぁ~。
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傷や割れているところがないかを一枚ずつチェックをして、チョークで印をつけていきます。貴重な材料を無駄にしないよう丁寧に丁寧にチェックしていました。
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ペーパーで研磨をして、細かい調整をしていきます。まさか手作業だとは…!滑らかな触り心地の秘密はここにあったのですね。
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木ネジの上の木栓を滑らかにする作業です。コンマ何ミリの世界…。ちなみにこの方お一人しかこの作業はできないとのこと。まさに神技!
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工場内では、家具が吊り下げられてグルグル回り、お客様が選んだ色に塗り分けられていきます。某アニメの世界で似たような光景を見たことがあるなぁ~♪
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使う刃物はおよそ6,000本あるそうです!ちなみに、刃物を研ぐ作業も自社で9割行なっていることのこと。 何から何まですごいなぁ~。
人事担当者からのメッセージ
デザイナーや設計など専門職以外であれば、学部・学科は不問。入社前に必要な知識は特にありません。必要な知識、資格は入社してから、通信教育制度など社内サポート制度を利用して、取得していただけます。
さらに当社では、若いからチャレンジできないということはありません。若いからこそ、いろんな仕事にチャレンジできる環境が整っています。入社1年目の社員がデザインしたサインマークが採用されたり、入社半年でデザインした家具が採用されたりと、入社後は自身の成長するスピードを感じていただけるはず。 就職活動中はインターネットだけで情報を得るのではなく、リアルな情報も大切。当社では全国のショールームを活用して会社説明会を行っています。実際に商品に触れ、体感することでカリモク家具の技術を理解していただけたらと思います。みなさんが「好き」だと強く感じられる会社に、出会えることを祈っています。

総務部総務課係長 富奥良人さん
佐井祐里奈の体験後記


私もすっかりお気に入りの「ザ・ファースト」。もう立ち上がりたくない究極の座り心地…。自宅にも欲しいよぉ~。

カリモク家具株式会社
http://www.karimoku.co.jp/
家具の製造から卸までを手がける、家具業界の最大手。「カリモク」は、設立時(1947年)の社名「刈谷木材工業」の略称。ミシンや楽器、電化製品の木製部品を製造していた際の技術を生かし、1962年にオリジナル家具の製造を開始。木材の加工からデザイン、製造、販売、メンテナンスまでを一貫して行うほか、近年は人間工学に基づいた座り心地研究にも力を入れる。全国にショールームを26か所展開。
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佐井祐里奈
ツイッター:@yunna_s31 愛知県日進市出身。大学卒業後、宮崎放送(MRT)のアナウンサーとして活躍。2013年から拠点を名古屋に移し、テレビのリポーター、ラジオのパーソナリティ、イベントの司会など、活躍の場を広げる。趣味はアイドル研究。