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第45回
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チョコレート専門店 (ショコラトリータカス 本店)

贅沢なひと時を…

素敵なカフェスペースで、
極上のケーキとドリンクをいただきます
こちらのシェフパティシエ、高須聡さんは愛知県西尾市のご出身。高校卒業後、就職したケーキ店でチョコレートの奥深さに魅了。その後、日本を代表するショコラティエである土屋シェフの「テオブロマ」(東京)などで経験を積み、2015年6月に「ショコラトリータカス 本店」をオープンさせます。
店に入ると、高須さんのこだわりが詰まったチョコレートやボンボンショコラ、ケーキなどがズラリとならぶショーケースが。思わず目移りしてしまいますが、奥のスキップフロアのカフェスペースに移動して、「ショコラノワールルージュ」(550円)と「ショコラショー アメール」(850円)をいただきます。「ショコラノワールルージュ」は、フランボワーズの香りを感じるマダガスカル産のビターチョコのムースが主役のケーキ。中には、バニラクレームブリュレと木苺のセミコンフィが。ひと口食べると、上品な甘さのムースがスーッと溶けていきます。このなめらかな口溶けを実現するため、ゼラチン不使用で作っているそう。「ショコラショー アメール」には、ナッツの香りが特徴のベトナム産チョコレートを使用。それを温めた牛乳で少しずつのばしているので、濃厚なのにさらっとした口当たりが特徴です。どちらも、本当に美味しい!
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ショーケースには、ショコラトリーならではのケーキがズラリ。
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「ショコラノワールルージュ」(手前)と「ショコラショー アメール」(奥)。
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チョコレートの濃厚で優美な甘さが口に広がる、至福のひとときです。
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バニラもカカオ豆と同じマダガスカル産を使用するなど、こだわりたっぷり。
シェフ自ら最高のカカオ豆を求め、
産地に足を運びます
そんなチョコに深い愛情を注ぐ高須さんは、海外の祭典に出品するうち、日本人としてのアイデンティティを意識するように。そこで誕生したのが「高須しょくらあと」(1,300円)。広島県因島で無農薬栽培された杜仲茶と、香り高いコロンビア産のミルクチョコレートを合わせたチョコレートです。長野県出身の画家、OZ-尾頭-山口佳祐さんがデザインするパッケージも独創的で、外国の方にも好評なんですって!
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シェフパティシエの高須さんと。チョコレートにかける情熱が、本当にスゴイ!
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店内には、手土産に最適な焼き菓子も。どれにしようか、迷っちゃいます…。
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ショーケースのボンボンショコラは、常時20種類ほどがならびます。
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杜仲茶とコロンビア産カカオの香りが楽しめる「高須しょくらあと」。
遼河はるひの体験後記


店内ではシェフがセレクトしたワインやシャンパンもいただけます。チョコレートとシャンパンでほっとひと息!なんて贅沢なのかしら…。

CHOCOLATERIE TAKASU
(ショコラトリータカス 本店)
http://www.chocolaterie-takasu.com/
【住所】 愛知県名古屋市中区丸の内3-19-14
【電話】052-973-0999
【営業時間】
10:00~20:00(カフェスペースLO19:00)
【定休日】月曜日
※価格は税込表記です
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遼河はるひ
愛知県名古屋市出身。元宝塚歌劇団・月組男役スター。高校生の時に初めて観た宝塚に魅せられ、1994年、宝塚史上もっとも倍率の高い年に宝塚音楽学校に入学。1996年、宝塚歌劇団入団。
数々の舞台を経て、2009年退団。退団後は、女優・タレントとして活動。バラエティ番組にも多数出演し、活躍の幅を広げている。
舞台 『アニー』(2016年)
『エリザベート』(宝塚歌劇団2009年)
映画 『はなちゃんのみそ汁』(2015年)
ドラマ 『癒し屋キリコの約束』(2015年)