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第25回
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フレンチ (四間道レストラン MATSUURA) 古酒バー (熟成古酒 Élevage エルヴァージュ)

大人のひととき…。

今回は、春の散策にも最適な四間道(しけみち)のお店を2軒ご紹介。土蔵や町屋を利用したお店で、しっとり大人の時間を過ごしてきましたよ!
古い土蔵を利用した
素敵なお店に到着!
まず向かった先は、築380年の土蔵を利用した「四間道レストラン MATSUURA」。白壁と石垣の土蔵が目印なのですが、入口がとってもシンプルなので通り過ぎないよう気を付けてくださいね。石垣の横の階段を上ると、素敵な中庭のアプローチが。その先の扉をくぐった店内には、和の土蔵に西洋のアンティーク家具やペンダントライトがしっくりと馴染む空間が広がっています。名古屋駅から徒歩圏内とは思えない、シックで上品な雰囲気に思わず惚れ込んじゃいました。
そして、こちらで必ず味わって欲しいのがシェフのスペシャリテ、テリーヌです。テリーヌの語源は「Terre(テール)」で、英語では「earth、land」の意。もとは、すり鉢状の土鍋で作られていたテリーヌを、土蔵を利用した店のスペシャリテにするなんて、なんだかロマンチックですよね!ほかにも地元の厳選食材を使用したフランス料理と一緒に、こだわりのワインで至福のひとときを過ごしてください!
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このさりげない入口に、期待が高まります!
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都会の喧騒を感じさせない空間がステキです。
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オーナーシェフの松浦さんは、ワインの知識がとっても豊富!
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スペシャリテのテリーヌは、美しい容姿にもひと目惚れ!
はじめての熟成古酒にうっとり……。
築180年の長屋を改装したお店は、四間道のノスタルジックな雰囲気に自然と溶け込んでいて、玄関先に掲げられた「松浦」の表札がとってもチャーミング!ガラガラと戸を開けて、思わず「おじゃまします」と言いたくなる雰囲気です。その奥に続くシックな雰囲気の店内には、ケヤキの一枚板を使ったカウンター席がお目見え。何とも贅沢な空間に、飲む前からほろ酔い気分になっちゃいます。
熟成古酒初心者の私に、店長さんが説明を。「古酒の熟成法は、大きく分けて常温熟成と冷温熟成の2種類。味のバランスを見てブレンドをしたりもします」。熟成法や年によって、香りや味はさまざまなんですって。私がいただいたのは、岐阜市の白木恒助商店の「ダルマ正宗 長期熟成古酒」。私の干支に造られた古酒が、数種類ブレンドされています。まずはひと口……。芳醇な香りとともに、ほんのりとした甘味、コクが口に広がって美味しい!ほかにどんな古酒があるのか、とっても気になってきました。さぁ、今日も美味しくいただきますよ!
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ガラガラと戸を開けて、お店におじゃまします!
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ガラス棚には古酒がズラリ。一番古いものでは、1973年のものもあるんですって!
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ワイングラスで芳醇な香りを。色の違いも楽しんでくださいね。
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左はハチミツのような香り、右はナッツや洋梨の香りが楽しめるんですって!
遼河はるひの体験後記


熟成古酒の深い味わいに魅了されちゃいました!

四間道レストラン MATSUURA
http://www.shikemichi.jp/
【住所】愛知県名古屋市西区那古野1-36-36
【電話】052-720-5631
【営業時間】11:30〜14:00、17:30〜20:30
【定休日】月曜日、第3日曜日

熟成古酒 Élevage
(エルヴァージュ)
http://www.elevage.nagoya/
【住所】愛知県名古屋市西区那古野1-18-3
【電話】052-710-9798
【営業時間】18:00〜midnight
【定休日】日曜日、第3月曜日
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遼河はるひ
愛知県名古屋市出身。元宝塚歌劇団・月組男役スター。高校生の時に初めて観た宝塚に魅せられ、1994年、宝塚史上もっとも倍率の高い年に宝塚音楽学校に入学。1996年、宝塚歌劇団入団。
数々の舞台を経て、2009年退団。退団後は、女優・タレントとして活動。バラエティ番組にも多数出演し、活躍の幅を広げている。
舞台 『アニー』(2016年)
『エリザベート』(宝塚歌劇団2009年)
映画 『はなちゃんのみそ汁』(2015年)
ドラマ 『癒し屋キリコの約束』(2015年)
CM 『豆腐よーぐるとぱっく 玉の輿(盛田屋)』