時代別に展示された盃を見学しながら、思わずお酒が飲みたくなっちゃった私……。でも、ご安心あれ。ちゃんと盃の歴史や魅力を感じていますから(笑)。
ほかにも1階には、明治期に活躍した名工、加藤五輔さんの作品が、2階にはこの地にゆかりのある人間国宝や巨匠8名の作品が展示されています。
難しいことは抜きにして、一つ一つの作品をじっくりと見ていると、その奥深さにどんどん引き込まれます。
館内には、幕末から明治にかけてつくられた盃がズラリ。遊び盃、記念盃、兵隊盃など、時代ごとに用途が変化する様子が分かります。
底に光を当てると絵が浮かび上がる「すかし盃」。絵が透けるほど薄く仕上げるためには、熟練の技術が必要なんですって!
これだけたくさんの盃を見たのは、はじめてかも。その数、約1500点! うーん、すごい!!
小さな盃をのぞき込んでみると、その時代背景や職人さんの技術の高さを知ることができます。
美術館とショッピングを満喫した私が、続いて向かった先は「石窯ピッツァ moon」。美術館に隣接した古民家風レストランで、ペコペコのおなかを満たしま?す!
名古屋の有名ホテルでイタリアンやフレンチの修行を積んだ藤田さんがオーナーを務めるこのお店。店内の石窯で焼き上がるピッツァは、ローマ風のクリスピーな生地の食感がたまりません。
今日は、デザートピッツァ「林檎のDolceピッツァ」をいただきます。パリパリに焼かれた生地の上には、煮リンゴがすき間なく敷き詰められています。う?ん、至福のひととき!
この盃もかわいいな?。今日、さっそくこれで日本酒をいただこうかしら!
広々としたミュージアムショップ。作品の展示販売のほか、地元の銘酒や銘菓も購入できます。
高温の窯で焼くピッツァは本当においしい!今度は、定番のマルゲリータも食べたいな!!
メープルシロップとシナモンがフワッと香る、大人のデザートピッツァ。いただきま?す!
盃一つひとつに違う表情があり、見ているだけでも楽しめる美術館でした。中には、底にわざと穴が開けられていて、飲み干すまで手が離せない、なんてお茶目な盃も。昔の人も、楽しみながらお酒を飲んでいたなんて、まったく今と同じ! 勝手に親しみを感じちゃいます。今日は帰ったら、新しい盃でおいしいお酒をいただきます!
こんどは、どんな美酒と出会えるかしら。お楽しみに?!
お酒を楽しむ器も、少しずつ増やしていきたいな?。
【住所】岐阜県多治見市市之倉町6-30-1
【電話】0572-24-5911
【開館時間】10:00?17:00(入場は?16:30)
【休館日】火曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
【入館料】一般400円、大高生200円、中学生以下無料
【HP】http://www.sakazuki.or.jp/
【住所】岐阜県多治見市市之倉町6-30-1
【電話】0572-21-3353
【営業時間】11:00?17:00、土日祝11:00?21:00
【定休日】火曜日
【HP】http://www.moon-t-f.com/
愛知県名古屋市出身。元宝塚歌劇団・月組男役スター。高校生の時に初めて観た宝塚に魅せられ、1994年、宝塚史上もっとも倍率の高い年に宝塚音楽学校に入学。1996年、宝塚歌劇団入団。数々の舞台を経て、2009年退団。退団後は、女優・タレントとして活動。バラエティ番組にも多数出演し、活躍の幅を広げている。
舞台 | 『アニー』(2016年) 『エリザベート』(宝塚歌劇団2009年) |
映画 | 『はなちゃんのみそ汁』(2015年) |
ドラマ | 『癒し屋キリコの約束』(2015年) |
CM | 『豆腐よーぐるとぱっく 玉の輿(盛田屋)』 |