名古屋おもてなし武将隊が、中日新聞販売エリア統一を目指し、平成の世に誕生した新しいスポットを巡ります。毎回、中日新聞の地方版ごとに分けられたエリアをたずね、そのエリアを代表するスポットをご紹介(制覇)。
第九回目は、加藤清正が「近郊版エリア」を訪れました。
国宝四城の一つ、犬山城が鎮座する犬山市から、2016年の干支、サルにちなんだ2つのスポットをご紹介!
今回、清正が最初に訪れたのは、37種類のアトラクションが楽しめる遊園地、日本モンキーパークです。「来年の干支、サルにちなんで、日本モンキーパークのキャラクター、モンパ君とモンピーちゃんに会いに行くのじゃ〜! しかも、2016年の年明け、1月には申年生まれの人の入園が無料になると聞いた。なんとも太っ腹な施設の魅力も探って参ろう!」
2016年3月まで55周年キャンペーン中の日本モンキーパークでは、エントランスでモンパ君とモンピーちゃんのパネルがお出迎えしてくれます。
園内を吹き抜けるさわやかな風に誘われて、ブラブラと散策を楽しむ清正でしたが、たくさんのアトラクションに囲まれておもわず童心に返り……「本日は、遊園地の乗り物を制覇するのじゃ〜」。
「モンパ君、モンピーちゃん。初めましてじゃっ! 55周年もおめでとさんじゃ」
園内をブラブラする清正。片手に持ってるのは……?「遊園地で食べ歩きとは、なんとも幸せなのじゃ?!」
高さ約10mから吊り下げられたブランコに乗って、空中散歩が楽しめるドキドキ☆ブランコ。「気持ちがええのぅ!」
続いてバイキングタイプのファイヤーバードに挑戦。「まるで、空に吸い込まれるような感覚じゃ!」
1周約12分の大観覧車からは、晴れた日には犬山城、小牧城、岐阜城が見渡せます。「織田家が築いた城は、なんとも立派じゃ」
ユニークなアスレチック20種類がそろう、ダビンチピンチ。「戦国の世の荒波に比べたら、これしき……。いや、おっとっと〜」
ダビンチピンチのアスレチックに挑戦する清正。「これは、子どもじゃなくても夢中になってしまうではないか」
「かわいいおサルちゃん達、すぐに参るぞ〜」。まずはビジターセンターの常設展示などで、サルについて知識を深めましょう。
続いて訪れたのは、約140頭のヤクニホンザルが生活するモンキーバレイ。冬にはたき火にあたることでも有名です。「いざ、おサルさんたちと、エサキャッチボールに挑戦じゃ!」
清正が投げたエサは美しい弧を描き、サルの目の前に。うまくキャッチできたかと思ったら……。「ワシが上手に投げてやったのに、落とすとは。ワキをもっと締めるのじゃ」
周囲を堀に囲まれたリスザルの島では、約15頭が放し飼いにされています。「きれいな毛並みにつぶらな瞳……。たまらんのぅ」
「ワオキツネザルをこんなに間近で観察できるとは、恐れいった」。人が猿舎に入って見学する、Waoランドは人気スポットの一つです。
「これはっ! おサルさんではないではないか!」。清正の腕にしがみついているのは、オオアオジタトカゲ。園内のKIDSZOOでは、約20種類のキモカワ(?)な生き物と触れ合えます。
「毒が弱い、ダイオウサソリです!」(飼育員)。「ん!毒が弱い……? ということは、少しは毒を持っておるということでは……。ヒぃーー」
たくさんのキモカワ生物に囲まれて、清正も余裕がでてきたのか、ヒョウモントカゲモドキを手に「微笑んでいるようにみえぬか?ワシの新しい家臣じゃ」
シバヤギの「こんぶ」と「サザエ」のお散歩をする清正。「おサルさんではなかったが、思わずKIDSZOOに、のめり込んでしまったわい」
最後に清正が挑戦したのは、毎週土曜日に開催される「エンリッチメント体験」です。清正は、チンパンジーに贈るエサの仕掛けをつくります。
※エンリッチメント・・・動物の飼育環境を豊かにし、動物たちが健康で幸せに暮らせるようにするためのさまざまな工夫
消防ホースの中にエサを隠した仕掛けを、チンパンジーの飼育施設に投げ入れます。「時間と愛情をかけてつくった仕掛けじゃ。楽しんでくれるといいのじゃが」
チンパンジーのツトムは、器用な手先で消防ホースをほどき、中のエサを発見します! 「あっけなく見つかってしまったか。なかなかやるのぅ」
続いて、段ボールでつくったエンリッチメントは……「おぉ!一生懸命にエサを探しておる。大成功じゃー!」