水城あやのの「ほっと見聞録」【第四回】名古屋市 シヤチハタ

小さいころはもちろん、今でもお世話になってます!

熱烈歓迎ありがとうございます!
突然ですが、人は成長すると味覚って変わりますよね? 酸味のあるものが美味しく感じたり、苦いなぁと思っていたコーヒーを好きになったり……。そんな瞬間を味わうたび、大人の階段のぉ〜ぼる〜♪なんて思ったものです。今回は、私の味覚の歴史を彩り続けてくれる企業のご紹介です!
北名古屋市にあるポッカサッポロ フード&ビバレッジ(以下、ポッカサッポロ)の名古屋工場にお邪魔します。まずは、名古屋戦略部マネージャーの福さんにポッカサッポロの歴史について教えていただきます。
そして、忘れてはならないのが、1972年5月に製造販売を開始した缶コーヒーです。私の脳裏には、強烈に残る缶コーヒーのパッケージがあります。独特のタッチで描かれた流し目の男性。「カモンベイビー」って言ってそうな、ワイルドなお方。昔、缶のコーヒーと言えばこのパッケージでした。うちの近所にもこの缶コーヒーが並べられた自動販売機があり、そのパッケージを見るたび「お父さんに似てる〜」って、思っていました(改めて見ると、全然似てないのですが……)。
今回、私がどうしても聞きたかったこと。あのポッカコーヒーの缶に描かれている男性は誰なのか、モデルはいるのか。また名前は何なのか。
ついに長年の疑問に終止符を打つ時が来ました。ここで見聞録恒例のクイズの時間です。あの男性の名前、皆さん一緒にお答えくださいっ!
ではお答えを! 福さん、教えてください!
「別に名前はないんですよ」。
なんですってーーー! オーマイガァー!
詳しく伺うと、社員の男性が描いたイラストがそのまま採用されたそうで、特にモデルや名前はなく、なんとなく当時のコーヒー好きの渋い男性のイメージだったそう。
この存在感!いちど見たら忘れられません。
実はこの日も取材班一同で名前を考えていたんです。ピエールかな? マイクかな? ダニエルじゃない? それだ!とか言いながら盛り上がっていたのに。「強いて言うなら“ポッカおとこ”ですかね。あははは」ですって!
しかも並んだパッケージを見ると、時代とともに顔が微妙に変化しているではありませんか。もみあげも短くマイルドになっている! その時に1番かっこいい男性のイメージが、このポッカおとこなんですね。
ちなみに私が生まれて初めて飲んだコーヒーは、このMコーヒーです! 幼い頃は大人の味って思って飲んでいましたが、今いただくと、とってもスイーーート! 水城も大人になりました(なりきれていないと言う噂もちらほら)。
今は香り高いコーヒーaromaxが大好きです。そうそう、aromaxのフレッシュナチュラルアロマ製法ももちろん特許取得のポッカコーポレーションさんの技術なんですよ!
これ〜! 私の人生初コーヒーでした。
4万4000平方メートルの敷地をほこる工場に潜入です!
水城あやのの体験後記

2013年に、ポッカサッポロフード&ビバレッジとして事業を開始しましたが、地域に根付き地元から愛されているのに変わりはありません。その証拠が、工場の前にある黄色い橋、その名もレモン橋です。地域のみなさんの好意によって名付けられた橋なんですよ。今で言う、ネーミングライツの先駆けですよね。
揺るぎのない技術力、他の追随を許さない発想力、これからも私たちにおいしい驚きと喜びを与え続けてくれるでしょう。
「ポッカレモン100」をはじめとしたレモン商品、「じっくりコトコト」シリーズのスープなど、おなじみの商品を製造する。今回、訪問した名古屋工場で抽出した缶コーヒー「aromax 究極の香りブラック」が東海地区限定で発売中。
水城あやのPROFILE
大学を卒業と同時にリポーターとしてメディアデビュー。
以来、ナチュラルで飾らないキャラクターと誰からも愛される笑顔を武器に、活躍の場を大きく広げる。テレビ、ラジオのみならず、イベント、式典、パーティーなど、あらゆるシーンにおいて、どんなことでも対応できるマルチタレントとして活躍。現在は、CBCテレビ「ゴゴスマ」、スターキャット「アマチンアワー」にレギュラー出演中。
また、一女の母として、児童虐待防止を訴えるオレンジリボン活動にも取り組んでいる。
セントラルジャパンHP
http://www.central-j.com/
水城あやの ブログ
http://ameblo.jp/mizuki-ayano/