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  • オアシス21
    オーガニックファーマーズ朝市村

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    朝市

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栄の真ん中で
毎週土曜日に朝市を開催!!

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色とりどりの野菜に、みずみずしいフルーツ……毎日の食卓をゆたかに彩る新鮮な農産物。「ほっとマルシェ」では、伝統野菜や新顔野菜、全国にほこる野菜など、意外と知られていないご当地の農産物を紹介します。地元で生産されているものを知るだけで、毎日の買い物がさらに楽しくなるかも!?第1回は、オアシス21で毎週土曜日に開催されている「オアシス21 オーガニックファーマーズ朝市村」(※以下、朝市)です。ズラリと並んだフレッシュな野菜、作り手との交流など、朝市の楽しみ方をご紹介します。

村長 よしのたかこさんから
メッセージ

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今年で15周年を迎える、ファーマーズマーケットです。毎週土曜日、栄のオアシス21に有機農業に取り組む農家が出店し、野菜やお米、卵やお茶など、さまざまな農産物を販売しています。ここに並ぶすべての野菜は、有機栽培によるもの。農家は基本的に、新規就農した人たちです。朝市をはじめたきっかけは、有機農業に取り組む農家の支援のため。実家が農家ではなく、畑さがしから有機農業を始めた作り手は、売る場所がなくてやめてしまうことがあります。それを少しでも、食い止めたかった。でも、最初の数年はお客さまが少なくて、とても苦しい時期が続きました。それでもなんとか継続することで、近隣の方やオーガニックに興味のある方々に認知していただき、いまでは1回3時間の間に1,000人ものお客さまに来ていただいています。メンバーの農家で研修した若い作り手が独立して、師匠の隣に店を出したり、畑を行き来したりと農家同士のつながりも広がっています。安心・安全な野菜を買うだけでなく、作り手たちとのおしゃべりも楽しんでくださいね!

「カラーン コローン!」
鐘が鳴ったら朝市のスタートです!

朝市の会場は、地下鉄の栄駅に直結したオアシス21の銀河の広場。吹き抜けの明るい広場ですが、ガラスの大屋根があるので、雨天でも濡れることなくゆっくり買い物が楽しめます。 スタートは朝8時30分。取材日はとても寒かったにもかかわらず、15分ほど前から徐々にお客様が集まり始めました。「熱心な方は、今日はどんな野菜が並んでいるのかチェックするために、早めにいらっしゃるんですよ」(よしのさん)。開始前から行列ができる店もチラホラ。そんな中、子どもボランティアスタッフの小学生が鳴らす鐘の音が、会場に響き渡ります。同時に、会場はいっきに活気づき、両手にたくさんの野菜を抱えた人で賑やかな雰囲気に。 朝市の特徴は、作り手の幅広い年齢だけでなく、来場者も年配のご夫婦から若い女性、有名レストランのシェフなどさまざまなこと。「早い時間は混み合うので、小さな子ども連れのファミリーは、比較的遅い時間にいらっしゃいますよ」(よしのさん)。 現在は70軒の登録農家の中から、一日に25~35軒ほどが出店。出店者情報は、毎週木曜日までにHPに掲載されます。すべて愛知県と隣接する地域の農家なので、朝市に並ぶ農作物はどれも新鮮で、日持ちがいい。そのため、1週間分の買い出しを毎週朝市で済ませるという方も多いとか。新鮮な野菜だからこその技ですね!買い物だけでなく、作り手から美味しい食べ方を聞いたり、逆に教えたり…各々のブースで、話に花が咲き、とても楽しそう!ぜひ、今度の土曜日に出かけてみてはいかがでしょうか。

朝市の楽しみ方

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  • 名古屋の中心地、栄で開催される朝市です。

  • 昔の小学校で使われていた鐘が鳴ったら、朝市がスタート!

  • 開始と同時に、続々とお客様が訪れます。

  • 朝市の基本はノーレジ袋。マイバッグ持参を忘れずに!

朝市で出会った野菜たち

会場の農作物を眺めるだけでも、意外と知らなかった野菜の旬を知ることができます。中には、貴重な伝統野菜に出会えることも。そんな楽しみも朝市ならでは!

朝市で出会った農家の
みなさんからのメッセージ

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白川町から美味しいお米を届けてくれる、椎名さんファミリー。
清流が流れる岐阜県白川町の棚田で育てた、無農薬のお米やもち米を出品しています。お米は、伊勢神宮のある地域で生まれた品種「イセヒカリ」。粘りが少なく、あっさりとした味わいが特徴です。もち米は、白川町で昔から作られてきた品種「高砂」。いまでは、私たち以外に作る人がいなくなってしまったので、とても貴重なものなんですよ。梅雨入り前までは、その「高砂」でついたお餅も出品。これがとても好評です。ほかにも、玄米餅や米麹、甘酒、干し柿など、米農家ならではの品も並ぶので、ぜひ、遊びに来てください!田植えが始まる4〜5月ごろまでほぼ毎週、朝市に出店していますよ。
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「はざ掛け」と呼ばれる方法で、天日乾燥したお米は絶品ですよ!
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太田博之さん(写真左)の農園では、若い研修生の受け入れも行なっています。
ここの朝市が始まった当時から、出店している古参(笑)です。愛知県美浜町で採れた野菜、お米、果物など、旬のものを並べています。
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このミカンを目当てに朝市に通うファンがいるほど、とっても甘い!

いまでこそ、朝市にたくさんの方が来てくれますが、私が脱サラして有機農業を始めた20年前は、周りから変わり者扱いをされる時代でした。それでも、安全な農作物をできるだけ多くの人に届けたいという思いで、続けてこられた。この朝市は、お客さまとの会話が何より楽しい。長年やっているとなじみのお客さんもできて、その方が私の畑に遊びに来てくれることも。そんなつながりを心からうれしく思います。 3月ごろのおすすめは、新たまねぎ。ウチでは葉付きで出荷しているから、葉も炒めるなどして美味しく食べて欲しいですね。
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このミカンを目当てに朝市に通うファンがいるほど、とっても甘い!
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「炊きたてのご飯にすったわさびをのせて食べると絶品ですよ!」と筑間さん。
大垣の井戸水のみを使い、無農薬で栽培したわさびが自慢。深さ150mの井戸から自噴する水は、四季を通して13℃と一定で、それが質のいいわさびを育ててくれます。 わさびは大きく分けると「青系」と「真妻(まづま)系」の2つに分けられます。一般的に多く出回っているのは「青系」ですが、私が栽培しているのは「真妻系」。辛味の中にもまろやかな甘みが広がる、深い味わいが特徴です。 わさびとともに、わさび漬けなどの加工品も人気です。3月いっぱいは、わさびの花や葉っぱも出品。手間ひまかけた無農薬なので、安心してお召し上がりください!
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わさびは意外に害虫がつきますが、お湯を使って害虫を駆除しています。
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「七ツ平高原では、栗ひろいや野菜の収穫体験もやっていますよ!」と太田誠さん(写真右)。
岐阜県中津川市の農園で、年間100種類の野菜をオーガニックで育てています。朝市には、その時の旬の野菜が20〜30種類並んでいますよ!
安心・安全なのは当たり前。私たちは、見た目の美しさにもこだわっていて、カラフルな野菜を積極的に栽培しています。味はもちろんのこと、食卓を彩る美しい姿も楽しんでほしいな、と思います。秋には、無農薬で育てた栗も出品。栗ご飯や栗きんとんなどの加工品も人気ですよ。 この朝市は、お客様はもちろん、農家同士も和気あいあいとした雰囲気の中で楽しんでいます。ぜひ、一度足を運んでくださいね!
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珍しい野菜のおいしい食べ方や保存方法などを、作り手に直接聞けるのも朝市ならでは。
DATA

オーガニックファーマーズ朝市村

【会場】
オアシス21北東部 銀河の広場周辺
【住所】
愛知県名古屋市東区東桜1-11-1
【開催日時】
毎週土曜日 8:30〜11:30
【問合せ先】
052-265-8371
(オーガニックファーマーズ朝市村事務局)