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    No.90
  • 中日新聞 愛知川専売店 北村新聞舗

  • 中日新聞 愛知川専売店
    北村新聞舗
    【住所】滋賀県愛知郡愛荘町中宿108
    【電話】0749-42-2236
    【FAX】0749-42-5210
    北村 典久さん
    大学卒業後は大手ドラッグストアに就職し、エリアマネージャーとして活躍する。14年前、32歳で実家の販売店に入店。前職や販売店研修で学んだことを生かして、職場環境の改善やお客さまサービスに積極的に取り組む。

販売店にしかできない取り組みを通して、
新聞の付加価値を高めていきたい!

江戸の日本橋と京都の三条大橋を結ぶ中山道は、江戸時代に整備された五街道のひとつ。今回は、中山道の65番目の宿場町として栄えた愛知川宿(えちがわしゅく)に店を構える北村新聞舗を訪れました。「日用雑貨店を営んでいた祖父がご縁をいただき、販売店をはじめたと聞いています」と話すのは、3代目店主の北村典久さん。幼少期は実家のななめ向かいに作業場があったため、夜中に泣く妹を連れてよく顔を出したそうです。小学校に上がり、配達や集金の手伝いをスタート。「お客さまからいただくお茶やお菓子が、とても楽しみでした」と、当時を懐かしみます。しかし、父の清さんからは、子どもたちにさみしい思いをさせていると感じていたのか「実家を継いで欲しいとは言わない」と伝えられます。その意向は、典久さんの大学進学時や就職時も変わらなかったそうです。
大阪の大学を卒業後、大手ドラッグストアに就職した北村さん。「実家の販売店が気にならなかった訳ではないのですが、自立して自信を付けたかったんです」と、当時を振り返ります。多忙ながらもエリアマネージャーとして充実した日々を送り、8年が経った頃に清さん60歳、典久さん30歳の節目を迎えます。「仕事人間だった父とは、何度か販売店を継ぐ話し合いをしていたのですが……なかなか首を縦に振らないんです」。しかし、多くの経験を積み自信を付けた典久さんは、清さんと話し合いを続け、その2年後に実家の販売店に入店します。入店後は、いろいろな仕組みを改善して、作業の効率化を進めるなど、前職で培った知識やスキルを生かして精力的に働きます。スタッフからは「作業が楽になった」と好評でしたが、それも黙って全てを任せてくれた父親のおかげだと話されます。その後、研修や他店の経営などを通して、店主としての心構えとさまざまな業務を修得した典久さん。 “販売店にしかできないこと”を常に考えながら、地域のイベントや休日診療の情報などを盛り込んだカレンダー、地元に関する新聞記事のダイジェスト版、クーポン券の発行など、お客さまサービスに注力します。今後の目標を尋ねると「地域に貢献できる役割を積極的に引き受けて、地元に恩返しをしたいと思っています」と答えてくれました。
  • お客さま係のスタッフたちが、典久さんを支えます。「新聞の商品力を高めるため、読者サービスにも力を入れています」

  • 北村新聞舗オリジナルの飛び出し坊やが、通学路になっている店舗前道路の安全を守っています。

  • 20%OFFなどお得なクーポンが満載の「とくとくクーポン券」を月に1回発行しています。

販売店エリアのおすすめスポット

■御菓子司 しろ平老舗(しろへいろうほ)

愛知川宿の北入口に店を構える老舗和菓子店。創業1865年(慶応元年)当時は、中山道を行き交う人々の憩いの場として、外郎や本発酵の甘酒饅頭などを提供していました。5代目店主、岩佐昇さんが切り盛りする現在は、昔ながらの製法を継承しながらも、地産地消をテーマに新しい時代の和菓子づくりにも力を入れています。
17年ほど前に誕生した「きんかん大福」(1個178円)もそのひとつ。宮崎県日向産の大粒きんかんのコンポートを、甘さ控えめの白あんと地元でとれた最高級の羽二重糯(はぶたえもち)で包みました。「きんかんの風味を生かすため、季節ごとに白あんの配合を変えています」と5代目。季節や商品ごとに自家製あんの仕上がりを工夫するなど、細かい心配りが歴史ある和菓子店をさらに進化させています。
【住所】 滋賀県愛知郡愛荘町愛知川1504-1
【電話】 0749-42-2733
【営業時間】 8:30~18:30
【定休日】 木曜日
【駐車場】5台(無料)
【HP】 https://www.shirohei.com/
※価格は税込表記です。
  • 老舗和菓子店には、ハレの日はもちろん、日常を彩るお菓子がずらりと並びます。

  • 甘みと粘り気の多い最高級の滋賀羽二重糯を使用。艶のある白さも特徴です。

  • 店内の「えちがわ宿まちかど博物館」には、昔の道具などが展示されています。