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    No.82
  • 中日新聞 大垣駅西専売店 大橋新聞店

  • 中日新聞 大垣駅西専売店
    大橋新聞店
    【住所】岐阜県大垣市番組町1-15
    【電話】0584-78-3289
    【FAX】0584-81-8973
    大橋 宗介さん
    大学卒業後、大手運送会社に就職。関東エリアで営業として活躍する。先代店主である父の体調不良をきっかけに、地元にUターンして販売店に入店。現在まで実務者として、地域に寄り添った取り組みに力を入れる。

父親とスタッフに感謝しながら
地域に寄り添ったサービスに注力。

日本列島のほぼ真ん中に位置し、良質な地下水に恵まれていることから「水都」と呼ばれる大垣市。今回は、大垣市で3代にわたり販売店を営む大橋さんを訪ねました。作業場には、スタッフと一緒に折り込みの作業をする3代目の大橋 宗介さんの姿が。「激動の時代を乗り越え、いまでも店を支えてくれるスタッフには感謝の気持ちしかありません」と作業の手を止め、私たちを笑顔で迎えてくれました。
大橋さんが生まれた頃は、父親が2代目店主として店を切り盛りしていましたが、慢性的な人手不足に悩まされていたそう。そのため、小学校に上がると同時に、折り込みの手伝いをすることに。「手伝いは言いつけでしたが、大人たちに交じっての作業は、子ども心にワクワクしたものです」。持ち前の快活さで、楽しみながら仕事を手伝う大橋さんでしたが、父親から販売店を継ぐ話はいっさいなかったと言います。「自らの意思で継がなければ長く続かない、そんな父の思いがあったのだと思います」。
多忙な父の背中を見て育った大橋さんは、会社勤めに憧れ、大学卒業後は大手運送会社に就職します。約10年間営業として活躍する中、仕事をいただくお客さま、荷物を実際に配達する全国のドライバー、それぞれに信頼関係を構築することの大切さを学びます。「私ひとりがどれだけ頑張っても、荷物を運ぶドライバーがいないと仕事は成立しない。多くの人に支えられていることを実感し、感謝する日々を送っていました」。仕事も順調でしたが、実家から父親の体調が思わしくないと連絡が入り……。父親と店を支えるスタッフたちの姿が目に浮かんだ大橋さんは、迷わず実家の販売店に戻ります。「親孝行はもちろん、これまでがんばってくれたスタッフをそのままにはできなかった」。
販売店に入店後は、実務者としてさまざまな改革をスタート。煩雑だった書類をPCで管理したり、スタッフを増員して個々の負担を減らしたりして、スタッフが働きやすい環境を整えます。ほかにもお客さまには、電話一本で古紙回収に伺うサービスを開始。高齢化の進む地域に寄り添い、お客さま一人ひとりのニーズに応えることで、顧客満足度の向上に努めています。取材の最後に「いまでも、父の足元にも及びません。あの時代の人たちの頑張りは、本当にすごかったと思います。これから私がどれだけ頑張っても、追い越せない存在。今があるのも全て父とスタッフのおかげだと感謝しています」と笑顔で話してくれたのが印象的でした。
  • 「さまざまな改善に付き合ってくれたスタッフには、本当に感謝しています」

  • 古紙回収サービスは、新聞紙以外に段ボールや雑誌、衣類も含めて回収します。

  • 大垣市の多くの家庭には自噴井戸があり、その水を飲料水や生活用水に利用しています。
    ※写真は八幡神社の自噴水です。

販売店エリアのおすすめスポット

■粋料亭 助六

昭和25年創業の老舗料亭が、4年前に「四季料亭」から「粋料亭」に生まれ変わりました。現在は、料理長の中村秀之さんと、若女将の中村智景さんを中心に、「料亭文化を守ってゆくこと」「日本文化を継承してゆく役割を果たすこと」「西濃の応接間となること」の3つを理念に、大切なお客さまをお迎えしています。
使用する食材は、岐阜県大垣市で生産された美味しいものを厳選。料理長の確かな腕で、「旬の美味しい喜びと自然の恵み」を感じる日本料理に仕立てられます。四季を感じる部屋と伝統のおもてなしで、粋な日本料理とお酒を楽しんでみてはいかが。
【住所】岐阜県大垣市高砂町1-20
【電話】0584-81-1290
【営業時間】昼席:11時30分〜14時、夜席:応相談
【定休日】日曜日
【HP】 http://sukeroku.com/
  • 料理長と若女将のすてきな笑顔が出迎えます。

  • 一番美味しい旬の食材を使用するため、メニューは月替わりです。

  • スタッフのきめ細かな心配りが心地よい空間を演出。