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No.69 -
中日新聞 豊橋西部専売店 鳥居新聞店

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中日新聞 豊橋西部専売店
鳥居新聞店【住所】愛知県豊橋市花田町字西郷120
【電話】0532-31-4798
【FAX】0532-32-8866鳥居 謙二さん中学・高校と部活漬けの毎日を送る。大学卒業後、中日折込に就職。その後、実家の販売店に入店し、2014年に3代目店主に就任。スタッフと一緒になって、お客さまに喜んでもらうための取り組みに精を出す。
全ては、お客さまとスタッフの笑顔のために…。
地域に欠かせない存在として奮闘する3代目。
市内の販売店で働いていた、鳥居さんの曽祖父・房次郎さん。その後に続くように、祖父・大吉さんも同じく販売店に就職します。「この祖父がとにかく新聞好きで、昔の話をよく聞かせてくれました」。駅までリヤカーを引いて新聞を取りに行ったことや伊勢湾台風での苦労話などを、幼い鳥居さんは聞いて育ちます。そんな大吉さんの新聞への想いが実り、37歳の時に豊橋西部専売店を任せてもらえることに。店主就任後は、気になる記事を切り抜いてはスタッフに配るなど、新聞の良さをコツコツと広めていたそうです。
鳥居さんが生まれた頃には、父・貞雄さんが実務者として活躍。「私が中学、高校のころから、跡取りの話をされてきましたが、当時は慢性的な人手不足だったため、日々大変そうな父の姿を見て、目を背けていました」
そんな鳥居さんは中学・高校とバレーボール部に在籍。全国大会を目指す厳しい部で、バレーボール漬けの日々を送ります。しかし、大学に進学すると世界がいっきに広がり……「自分で商売がしてみたいと思うように」。実家の販売店を継ぐ決心をし、大学卒業後は中日折込に就職、その後2年間の研修に参加するなど、店主に必要な経験を積みます。
実家の販売店に入店後は、店の目標をそれまでの「増紙」から「お客さまの笑顔」に修正。その取り組みの一つとして、2010年に店舗を建て直しました。開放的で明るい店内には、お客さまや地域の方々が利用できる貸し会議室を完備。ほかにも、清潔で広々としたトイレ、カッパなどを乾かせる乾燥室など、スタッフの働きやすさを向上させました。「お客さまの笑顔をつくるためには、まずスタッフが笑顔でいないとダメですよね」。そう話してくれた鳥居さん。これからも地域に愛される販売店を目指し、新しい取り組みを模索します。
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細部にまで鳥居さんのこだわりが詰まったトイレは、まるでホテルのよう。
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雨の日に大活躍する乾燥室は、スタッフにも好評です。
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会議室では、スタッフを対象にAED講習会なども開催。
販売店エリアのおすすめスポット
■ポートインフォメーションセンター
カモメリア
【電話】0532-34-3712
【開館時間】9:00~17:00
(4Fの展望室は土・日・祝日のみ、4~9月は〜20:00、10~3月は〜19:00)
【休館日】年末年始(12月29日~1月3日)
【入館料】無料
【HP】
http://www.port-mikawa.jp/area/kamomeria.php
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世界屈指の自動車輸出入湾港にある体験型展示施設です。
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実際の船舶に備えられているライフボートは、中に入ることもできます。
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360度ガラス張りの展望室。運が良ければ、船に車を積む様子が眺められます。
■パン茶家 わおん
【電話】0532-33-3211
【営業時間】8:00~18:00、日曜は8:00~11:00(モーニングは8:00〜11:00)
【定休日】月曜日、日曜午後
【HP】 http://hmgs.jp/waon/
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新幹線と在来線がすぐ横を走る隠れ家風のお店です。
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手作りホットビスケット(2個)、サラダ、ジャムがセットのモーニング。
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米粉食パンなど自家製パンは、店頭で販売もしています。