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No.63 -
中日新聞 蒲郡専売所 鈴木新聞舗

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中日新聞 蒲郡専売所
鈴木新聞舗【住所】愛知県蒲郡市元町4-7
【電話】0533-68-4268
【FAX】0533-67-2212鈴木 康仁さん大正元年ごろに創業したとされる、老舗販売店の5代目店主。入店当時から、スタッフの社員登用など精力的に活動。現在は、先代からの想いを受け継ぎ、社会貢献に注力しながら、息子と二人三脚で店を切り盛りする。
代々社会貢献に取り組むことで
販売店の未来を切り拓く。
創業者は、曽祖父の清次郎さん。縁があり、中日新聞の前身の一つ、新愛知新聞をはじめ、複数の新聞を取り扱う販売店を始めます。当時、蒲郡市で初めて新聞を取り扱ったのが清次郎さんでした。戦時中は、早世した2代目に代わり、その奥様が店を切り盛り。「3代目は私の祖母に当たるのですが、とてもパワフルで豪快な人でした」と話す現在の店主、鈴木さん。戦争の最中、女手ひとつで5人の娘を育てながら、販売店を支えた鈴木さんの祖母。「幼い頃、両親に怒られた時の駆け込み寺でもあったんです」。そのため、鈴木さんは祖母から販売店の歴史などを聞いて育ちます。「中学生の頃に販売店を継ぐと決心したのも、ごく自然な流れでした」。元教師である4代目の父親からは、「勉強をして、好きな道に進みなさい」と言われますが、大学卒業と同時に販売店に入店。4年間地元を離れていたためさまざまな会合に参加し、地域とのパイプづくりに専念します。「当時は、どこへ行っても父の存在が大きかった。親を超えるハードルの高さを実感しました」。現在は父が得た信用を大切に守りつつ、行政や商工会と連携して地元のために精力的に活動。「新聞にかかわる一人として、プライドを持って社会に貢献したい」と話す鈴木さんの販売店は、これからも地域に欠かせない存在としてあり続けることでしょう。
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広々としたエントランスでは、自由に新聞を読んでくつろげます。
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実務者として活躍する息子の崇之さんと。「若い感性に期待しています!」
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新聞の読み方が分からない方に配布するオリジナルカバー紙。
販売店エリアのおすすめスポット
■和食の美波
【電話】0533-68-4829
【営業時間】11:30~14:00、17:00~21:00(LO20:30)
【定休日】月曜日
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蒲郡駅南口から徒歩約5分。栄町交差点の少し南にある和食店。
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地元はもちろん、遠方から訪れるファンも多い懐石ランチ。
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ランチタイム、ディナータイム共に席の予約が可能です。
■高野山真言宗 弘法山金剛寺
【電話】0533-69-7379
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本堂には御朱印をいただく人の姿も多く見られます。
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ネパールのカトマンズから運ばれた、日本最大級のマニ塔。
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18.78mの子安大師像の左腕には、赤ちゃんが抱かれています。