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  • 第3回
  • 豊田市防災学習センター

暴風を体験して、
台風に万全の備えを!
地震や火山活動が活発な環太平洋火山帯に位置する日本では、自然災害は避けて通れません。もし、私たちが暮らす街で大地震が発生したら…。皆さんは、冷静に行動できるでしょうか。頻発する自然災害から大切な命を守るためには、普段からの備えが不可欠です。
このコーナーでは、私、マギー審司が東海エリアの防災に関わる施設を年に4回ご紹介。これをしっかり読んで、そして実際に施設を訪れて、「忘れた頃に」ではなく「いつ来てもおかしくない」自然災害に対する意識を高めてください!第3回目は、愛知県豊田市にある「豊田市防災学習センター」です!
マギー審司さん
5つのトライ(体験)を通して
防災力を身につける!
今回は、台風シーズンに合わせて暴風体験ができる「豊田市防災学習センター」をご紹介。阪神・淡路大震災の前年、1994年にオープンした施設で、豊田市消防本部の1階に併設されています。2006年には、「5つのトライと6つのスタディで防災力を身につけよう!」をコンセプトにリニューアル。こだわりの映像や演出などで、これまでにない防災体験が可能になりました。いまでは地元の方はもちろん、市外からも見学者が訪れる人気スポットです。
名古屋から車で約45分…大きな白い建物が見えてきました!ヘルメットをかぶったサイの看板が目印です。さぁ、今日もいろいろな体験を通して、自然災害について一緒に学びましょう!

豊田市防災学習センターの
5つのトライを体験します!

1
暴風体験コーナー
マギーさん
風速10〜30mの暴風を直接体感できるコーナーです。同時に、水に濡れることなく豪雨の体験ができるのもポイント。安全バーをしっかりとつかんで体験するのですが、その迫力がスゴイ!これが実際に街中で起きたら…と想像力を働かせてみてくださいね!
マギーさん
安全バーがあるから、風速10mはまだ余裕の表情ですが…。実際には傘をさすのが難しいほどの風です!
マギーさん
風速30mは、時速約110kmのクルマにしがみついているのと同じくらいの体感!同時に擬似雨のスポンジに襲われます!
2
地震体験コーナー
マギーさん
自宅や事務所、学校をイメージした大型CG映像と連動して、種類の異なる地震(阪神・淡路大震災、関東大震災など)が体験できます。
マギーさん
揺れ始めから大きく強い揺れまで、各地震の揺れの違いが見事に再現されています。
マギーさん
自宅や学校など、建物によっても揺れの伝わり方が違うんです!場所によって避難方法も異なるから、普段から対策を考えておかなくちゃ!
3
消火体験コーナー
マギーさん
火災が起こった場合の初期消火を実際に体験。大型スクリーンでリアルな映像を見ながら、体験用の消火器を使って消化活動を学びましょう。
マギーさん
天ぷら油に火が!まずは部屋の扉の位置を確認するなど、現場の状況を確認。消火失敗時の避難を念頭に行動しましょう!
マギーさん
現場の状況を確認したら、落ち着いて(ボクは慌てちゃったけど…)初期消火を!
マギーさん
消火のポイントを教えてもらいながら、モニターの炎めがけて体験用の消火器から水を噴射!
マギーさん
なんとか無事に、初期消火に成功しました!緊張感あふれる映像に、心臓もバクバクでした…。
4
煙脱出体験コーナー
マギーさん
住宅、デパートの2つのシーンで、体に無害の煙が充満した空間での正しい避難方法を学びます。実際に煙で真っ白になった空間は、入るのも躊躇するほど…。これが本当の火災だったら、前に進めるかなぁ…。
マギーさん
煙が充満した部屋では、煙を吸い込まないよう、必ずハンカチなどで鼻と口を押さえて、姿勢を低くして進むのが基本です。
マギーさん
デパートなどの施設では、誘導灯の指示に従って避難するのも大切なポイントです。
5
119通報体験コーナー
マギーさん
火災や交通事故、水難事故の3つの再現映像を見ながら、緑の公衆電話から119番通報の疑似体験ができます。消防署につながった際、何をどのように伝えればいいのか…緊急通報のポイントを学びましょう!
マギーさん
まず受話器を取り、公衆電話の下部に設置された赤いボタンを押してから、「119」をプッシュしてください!※赤いボタンがない場合は、受話器を取り「119」をプッシュしてください。
マギーさん
火災か救急かをハッキリと伝えてから、場所を詳しく説明します。住所がわからない場合は、周囲の建物や交差点名を伝えてください。

5つのトライが終了したら、
防災マルチパソコンで検定クイズに挑戦!

マギーさん
防災クイズに答えることで、今日の体験を通してどのくらい防災ノウハウが身についたかがわかります!
マギーさん
全てのクイズに答えると、修了証がもらえます!なんとか無事に全問正解できて、よかったぁ〜。

まだある!注目のコーナー

マギーさん
災害時に役立つ備蓄品や非常持出品など、工夫を凝らしたアイテムがズラリと並びます。防災パンフレット、ハザードマップなどの実物資料の展示もチェックしてください。
マギーさん
自宅での被害を最小限に抑えるための便利アイテムを紹介。家具の転倒やガラスの飛散を防ぐグッズ、通電火災対策機器など、すぐに取り入れやすいものばかりですよ!
マギーさん
浸水圧力体験では、浸水時に扉にかかる水の力を体験できます。数センチの浸水でも、扉はびっくりするほど重くなり、ビクともしないのにはビックリです。
マギーさん
立体的な3D画像を見ながら、豊田市内の震度分布や水害範囲、避難所などが確認できる映像ソフトです。住んでいる地域を検索してみましょう!
マギーさん
「防災ハンズオン」では実験模型を実際に動かすことで、建物の耐震や震度とマグニチュードの違いなどを直感的に理解できます。
マギーさん
運が良ければ、豊田市消防本部で実際に活躍する消防車と記念撮影ができることも!近くで見ると、すごい迫力!
マギーさん
子どもたちに人気の記念撮影コーナーでは、消防士の防火服を着てハイチーズ!
マギーさん
来館記念として、ペーパークラフトをプレゼント。消防車や救急車などから好きな1枚を選べます。
マギー審司の災害に備えるポイント
POINT1
いつ来てもおかしくない自然災害ですが、普段の生活を送る中ではその恐ろしさをつい忘れがち…。いざという時、慌てず対処するためには、定期的に防災体験施設を訪れて、自然災害の脅威を再確認することが大切です。豊田市防災学習センターでは、地震や暴風などの体験が可能なので、ぜひ全てにトライしてください。
POINT1
施設でさまざまな体験をしても「あぁ恐かった…」で終わらせてしまっては、なんの意味もありません!「会社でこの揺れに襲われたら…」「この暴風で、こっちに大きな看板が飛んできたら…」そんな想像力を働かせながら体験をすることがとても大切。災害が来る前に、生活のシーンごとに避難方法を考えておきましょう。
POINT1
普段は居心地のいい自宅も、地震などの災害時には思いもよらない危険がいっぱい。家具や冷蔵庫の転倒防止、ガラスの飛散防止などに有効なアイテムも、日々進化しています。専門スタッフのアドバイスも参考にしながら、自宅に足りないもの、必要なものを早急に導入してください。
DATA
豊田市防災学習センター

■豊田市防災学習センター

【住所】 愛知県豊田市長興寺5-17-1
【電話】 0565-35-9716
【開館時間】 9:00〜16:30
【休館日】月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
【入館料】無料
【駐車場】有
【HP】 https://www.city.toyota.aichi.jp/shisetsu/gakushu/bousaigakushucenter/