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  • 第2回
  • 名古屋市港防災センター

名古屋市港防災センターで見て、
学んで、体験しよう!
地震や火山活動が活発な環太平洋火山帯に位置する日本では、自然災害は避けて通れません。もし、私たちが暮らす街で大地震が発生したら…。皆さんは、冷静に行動できるでしょうか。頻発する自然災害から大切な命を守るためには、普段からの備えが不可欠です。
このコーナーでは、私、マギー審司が東海エリアの防災に関わる施設を年に4回ご紹介。これをしっかり読んで、そして実際に施設を訪れて、「忘れた頃に」ではなく「いつ来てもおかしくない」自然災害に対する意識を高めてください!第2回目は、名古屋市港区にある「港防災センター」です!
マギー審司さん
さまざまなバーチャル体験を通して、
防災の意識を高めよう!
今回向かった先は、名古屋市港区にある「名古屋市港防災センター」です。市内の保育園や幼稚園、小学校の校外学習などでもおなじみの施設なので、小さい頃に行ったことのある方も多いのでは?
ここには、臨場感あふれるバーチャル体験が豊富にそろっています。震度7クラスの地震体験、3D映像での台風や津波の体験、煙避難体験など……どれも災害の本当の怖さを教えてくれるものばかり。
大きな自然災害発生から時間が経つと、つい怠りがちな防災対策。改めて防災意識を高めるためにも、今度のお休みには家族や友達と行ってみてくださいね!そして、ぜひその感想を周りのみんなに伝えて、地域で災害に備えるきっかけとしてください!!

名古屋市港防災センターの
体験&展示コーナー

1
煙避難体験
2F
煙避難体験
火災時の煙の怖さを体験できるのが、煙避難体験です。昭和30年代の食堂をイメージした空間には、真っ白な煙(体には無害)が充満しています。そこから無事に脱出できるか、挑戦してみよう。体験を通して、火災が発生した状況の中で、適切な避難姿勢で行動する方法を学んでね!
マギーさん
避難標語「おはしも(おかしも)」を教えてもらったよ。「おさない」「はしらない(かけない)」「しずかに」「もどらない」の頭文字だね。しっかりと頭に入れておかないと!
マギーさん
この扉を開けると…中は一体どうなっているんだろう?怖くて緊張するけど、いざ挑戦!
マギーさん
煙が充満した空間では、煙を吸い込まないことが重要です。視野が悪い時には、しゃがんで移動してね!
マギーさん
停電を想定した真っ暗な空間に、真っ白な煙が充満するだけで、こんなに恐怖を感じるんだね。無事に脱出できて、良かったぁ〜。
2
伊勢湾台風を知る
2F
煙避難体験
大きな台風が来ると、「伊勢湾台風に匹敵する」などと比較されることの多い伊勢湾台風。昭和34年9月26日に紀伊半島先端に上陸し、名古屋港では最高潮位5.81mを記録。死者・行方不明者合わせて5,098名という大災害をもたらした巨大な台風の様子を、写真やパネル、当時の災害記録映像の上映で振り返ってみましょう。
マギーさん
貴重な災害記録映像の上映では、驚きの連続です。長いところでは1か月半もの間浸水していたなんて、想像を絶する被害です…。
マギーさん
名古屋市内では貯木場から多くの丸太が流れ出し、猛スピードで住宅地を直撃…。大きな自然災害を前に、何もできないなんて。悔しいな……。
3
3Dシアター
2F
昭和30年代の日本家屋をイメージした空間で、伊勢湾台風に襲われた名古屋市南区の様子を3D映像で体験できます。ガタガタと揺れるふすま、状況を伝えるラジオ放送、高波災害…緊迫感ある体験に、身の縮む思いです。ほかにも、南海トラフ巨大地震を想定した津波などの恐怖も体験できます。
煙避難体験
マギーさん
3Dメガネを装着して、昔懐かしい茶の間で体験スタート!
マギーさん
3D映像や音響、風、照明などさまざまな演出に、思わずのめりこんでしまいます!
4
地震体験室
1F
煙避難体験
「震度7クラスの地震が起こったら…」、そんな体験ができるのがこちらです。油圧駆動による起振装置で、過去に実際に起こった震度7クラスの地震を再現。施設スタッフが地震時の身の守り方や、揺れが収まった後の適切な行動を教えてくれるよ。
マギーさん
揺れるとわかっていても、やっぱり緊張するな…。揺れを感じたら、すぐに机の下などにもぐって頭を守るんだったよね、よし!
マギーさん
(ガタガタッガタッ!!)うゎ!怖いっ!!早く机の下に隠れなくちゃ〜〜っ!!

まだある!注目のコーナー

防災教室(2F)

マギーさん
昭和30年代の小学校などで実際に使われていた備品を利用した防災教室です。防災教育に関する資料の展示や、毎月第2土曜日に学習会などを開催しています。

消防ヘリコプター

マギーさん
阪神淡路大震災で実際に活躍したヘリコプター「なごや2」を展示。試乗体験が人気です。

展示物(1F)

マギーさん
災害時に役立つ備蓄品や、非常持出品など防災関連の展示がたくさん。ほかにも家具の固定方法や、地震や津波のメカニズムについても学べるよ。
マギーさん
マギー審司の災害に備えるポイント
POINT1
防災への意識を高める近道は、自然災害をバーチャルで体験することです。テレビなどの映像や写真などで見るよりもはるかに恐ろしく、平常心ではいられないことが実感できるはず。いつ起こるかわからない災害に備えるためにも、定期的に訪れて普段から意識を高めるよう心がけてください!
POINT1
災害発生時、ライフラインが断たれてしまった際に備えて、防災グッズは必ず準備をしてください。最近では便利なグッズがセットになったものなど、さまざまなタイプがそろっています。名古屋市港防災センターの展示物でも、必要な防災グッズが紹介されているのでチェックしてください。ちなみに…私は普段からガソリンをこまめに給油するように心がけていますよ!
POINT1
南海トラフ巨大地震で想定される最大震度は7から6弱です。そのような巨大地震が起きた際に、「我が家に限って…」はありません!まずは、家具の転倒や落下の防止対策をしたり、通路や出入り口付近には物を置かないようにしたり、危険を減らしてください。特に寝室やリビングなど、多くの時間を過ごす場所から始めるのがおすすめ。
名古屋市では、昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅は耐震診断(無料)が受けられます。そのような制度もぜひ活用してくださいね!
DATA
名古屋市港防災センター

■名古屋市港防災センター

【住所】 愛知県名古屋市港区港明1-12-20
【電話】 052-651-1100
【開館時間】 9:30〜16:30(体験は16:00まで)
【休館日】月曜日(祝日の場合は開館、翌平日が休館)、第3水曜日、年末年始(12/29~1/3)
【入館料】無料
【HP】 https://www.minato-bousai.jp/
※専用駐車場はありません。