• 第21回
  • 株式会社マキタ (愛知県安城市)

SNSでも話題になった
カッコよすぎる〇〇
佐井さん
あなたは「マキタ」と聞いて、何を思い浮かべますか?私は…お掃除ロボットやコーヒーメーカー!「かっこよすぎる!」「強そう!」「欲しすぎる!」とSNSで話題になっていたのを見て以来、気になる存在だったのです。今まで見たことのない驚きのフォルム…。どんな会社が作っているのだろう?と、ずーっと気になっていたので、今回の取材もワクワクが止まりません。あのかっこよさはどこからくるのか?さぁ、今回も取材スタートです!

画期的な
リチウムイオンバッテリの開発

マキタはモーターの販売修理会社として、1915年に牧田茂三郎氏が創業。当時はモーターのメンテナンスをする会社が少なかったこともあり、事業は順調そのもの。その後、モーターのメンテナンスだけではなく、オリジナルのモーターを生産するように。1935年には、当時のソ連へ、発電機とモーターを初輸出します。大きなターニングポイントとなったのは1955年。創業者とともにマキタの礎を築いた、後藤十次郎氏が社長に就任。時代を見据えて、モーターだけではやりくりできぬと完成品メーカーへの転換を目指します。当時、アメリカ製の電気プレナー(電気カンナ)はあったものの、市場価格で約8万5千円。当時の大工職人の日当が500~1,000円ほどだと考えると驚きのお値段です。そこでどうにか自分達でも作れないかと考え、大阪でアメリカ製の電気プレナーを買い付け。なんとそれを皆でバラバラに分解し、研究をスタートさせました。そして、3年後の1958年。国産初の携帯用電気カンナを量産!3万円以下で発売した、国産第一号の電気カンナは大好評。ヒットの裏には、作業現場に足を運び実際に製品を使ってもらうなど、地道に営業を重ねたスタッフ、万が一故障した場合でも、すぐに修理をするという万全のアフターサービスに徹したスタッフの努力がありました。そんなマキタの歴史で忘れてはいけないのが、リチウムイオンバッテリの製品化。現在はケータイやPCに搭載されているリチウムイオンバッテリですが、大きなパワーを必要とする電動工具には不向きとされていました。しかし、安全に高速充電可能なリチウムイオンバッテリの開発に一丸となって取り組んだ結果、2005年には業界に先駆けて充電式インパクトドライバTD130Dを発売。同じバッテリで使える製品ラインナップを充実させます。その数、シリーズ全体で300モデル超!!現在、電動工具国内シェアNo.1を誇ります。ユーザーの「欲しい」を形にし続けた結果ですねぇ~素晴らしいなぁ♪
  • 人事部人財開発課課長 戸田伸治さん。マキタの歴史について、熱く話してくださいました♪

  • 後藤十次郎さんの銅像とパチリ☆電動工具メーカーとして飛躍するキッカケを作った、すんごい方なのです。

技術者さんに聞いて体感!
ゼロブレと充電式園芸工具たち

続いて、2018年1月に発売されたばかりの充電式インパクトドライバを紹介していただきました。こちらは建設現場などで使用する工具で、ネジしめ作業などに使うもの。最大の特徴は「ゼロブレ」です。ネジしめの作業時、工具の先端にビットを差し込むのですが、そのビットがブレてしまうとネジが締めにくい!そこで軸受け部分に「ダブル・ボールベアリング」を新しく採用し、ブレを大幅に低減。締め付け時のコジれにも強く、耐久性も両立させました。それがビットブレ低減「ゼロブレ」の凄さ!実際に私も使わせていただいたのですが、そのすごさは一目瞭然。ほとんどブレないので、操作も快適。インパクトドライバ初体験でしたが、上手にネジしめができちゃいました♪
その他にも、ここでは紹介しきれないほど素晴らしい機能が満載。とにかく作業性を追求した充電式インパクトドライバ、要チェックです!
このように私でも使える電動工具ですが、実はマキタの製品はすべてプロ仕様なのです。建築現場の職人さん、農業や造園業の方など、プロユーザーが求める性能を製品にしていくことは大変だけどやりがいでもあると、技術者の皆さんが話してくださいました。
そんなマキタがここ最近力を入れているのが、園芸工具のエンジンレス(充電化)。充電化は、排ガスゼロ、燃料ゼロ、始動の手間ゼロ 、低騒音が特徴。エンジンだとガソリンを入れたり保管する手間がかかったり、特有のモアっとする匂いが気になったり…。ただ、エンジンと同じパワーを出すためには、工具自体が大きくなりすぎるのではと言われていました。そこで、電動工具にも採用している高出力、かつ軽量&コンパクトなブラシレスモーターを使った充電式園芸工具を開発。続いて、バッテリの配置を1から考え直したり、軽量化するために様々な工夫を重ね、小型の充電式チェンソーが誕生。他にも庭の木などの形を整えるのに便利な充電式ヘッジトリマなど、続々と発売されています。今後もますます「脱エンジン」「ゼロエミッション」を拡充するそう♪ユーザーの要望をどんどん形にしてくれるなんて、感激だぁ~。
  • 熱い想いで開発したのが、ひしひしと伝わってくる技術者さん。

  • ゼロブレの素晴らしさをいざ体感!初めて電動工具を触りましたが、とても持ちやすくて感動~。

  • どの技術者さんも真剣に話してくださるので、私も気がついたら前のめりになっていました!笑

  • 動かしてびっくり!とても静かなんです。ユーザーにとことん寄り添って開発してくれているのがわかりますね。

特別にショールームを見学しました!

マキタの製品がズラリと並ぶショールームに、お邪魔しました。園芸工具やバッテリ製品はもちろん、私がずっと気になっていた「お掃除製品」や「コーヒーメーカー」などがズラリ。いくつも欲しいものが出てきましたよ~♪
  • 1954年製のモーター。私の顔より大きいです~!当時は、これよりもさらに大きいものもあったんですって。BIG!

  • 初期型の電気カンナを持ってみて、ビックリ!!重量感たっぷりなんです。

  • 暑い夏の作業現場に最適な、ファン付きのジャケットです!スイッチを入れると、とっても涼しい!

  • 充電式クリーナー!充電式なのに驚くほどパワフルでとっても使いやすい。取材スタッフ皆、欲しがっていました(笑)

  • 気持ち良くゴミを吸ってくれるので、思わずお掃除がしたくなるそうですよ。これなら私も、毎日掃除機をかけるかも…しれません…!

  • こちらがSNSで話題のコーヒーメーカー!作業現場でも美味しいコーヒーが飲めるようにと、愛情たっぷりに開発してくださったのです♪

人事担当者からのメッセージ

当社では、3つの「C」を大切にしています。まずは「クリエイト=新たに創造していける人」。そして「チェンジ=変化に自らチャレンジできる人」。最後に「チャンス=常にアンテナを張り巡らせ、大切なチャンスを掴める人」。そんな3つの「C」を兼ね備えた方を募集しています。また、国内外問わず活躍できる会社のため、英語だけでなく、中国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語など、幅広い語学スキルを生かすことも可能。特にグローバル意識の高い方は、やりがいを感じていただけるのではないでしょうか。国内営業所も全国115か所あるため、全国で「職種別採用」を実施。文系では「国内営業部門」「海外営業部門」など、理系では「技術部門」など…。入社後に配属先を決定するのではなく、学生の希望する分野で採用し、個人の能力を存分に発揮していただきます。
そんな当社の最大の特徴は、完成品メーカーであること。少人数のチームで、開発から量産まで担当するため、非常にやりがいがあります。良い案をだせば採用されるチャンスも多くあり、自分で1から作り上げる達成感を味わえるでしょう。
就職活動では、自己分析をしっかりして、自分が何のために働きたいのか考えることが大切です。好きなことを仕事にすると、忙しい時間も楽しく感じられるはず。自分の意見をしっかり持ち、就職活動に臨んでください。
島田明展

人事部 部長 千葉信也さん

佐井祐里奈の体験後記

佐井祐里奈の体験後記アイコン
「経営者は従業員に対して納得のいくように諭し、言い聞かせればよい(いばるな)。従業員もお互いに怒ってばかりいたのでは、仕事はうまく運ばない(おこるな)。不況になったり、仕事の上でつまずくといった逆境にあっても、あせったり(あせるな)、くさったりしてはいけない(くさるな)。あせって過当競争をすれば、自分で自分の首を絞めるようなものである。だからといって、のんびりしてよいということではない。負けたのではそれこそ何にもならない(まけるな)。」これは、マキタを「モーターの会社」から「電動工具の企業」へと変貌させた、後藤十次郎氏の人生訓だそうです。「おこるな・いばるな・あせるな・くさるな・まけるな」この想いは、現在でもマキタの社訓となって受け継がれているとのこと。いつでもお客様第一主義でいられるのは、働きやすい環境づくりを進めているからなのかもしれません。これからも地元が誇れる企業でいてくださいね!
佐井祐里奈の体験後記

作業が楽しくなる、快適になる、魔法のような製品を作り続けるマキタ♪

COMPANY DATA

株式会社マキタ
http://www.makita.co.jp/

1915年にモーターの販売修理会社として創業。1958年には、国産初の携帯用電気カンナを発売し、電動工具メーカーとしての一歩を踏み出す。2005年、業界初の急速充電と長寿命を実現したリチウムイオンバッテリを開発。リチウムイオンバッテリを採用した充電式工具は、小型・軽量・ハイパワーがプロに認められ、国内シェアNo.1に。さらに世界約50か国に営業拠点を有し、世界で業界トップ3の一角である。

  • 佐井祐里奈プロフィール
  • 佐井祐里奈

    ツイッター:@yunna_s31 愛知県日進市出身。大学卒業後、宮崎放送(MRT)のアナウンサーとして活躍。2013年から拠点を名古屋に移し、テレビのリポーター、ラジオのパーソナリティ、イベントの司会など、活躍の場を広げる。趣味はアイドル研究。