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第17回株式会社 隆祥房(名古屋市)

「ギョッギョッギョッギョーザ!ギョーザ!ギョーーーザ!つくろう♪」

佐井祐里奈、休みの日の前に必ず食べたくなるものがあるのです。それは…餃子!中でも母がつくる餃子が私の大好物。ニンニクとたっぷりの野菜、ひき肉の餡を皮で包んだ餃子は、外はカリッと香ばしく、中はとってもジューシー♪「ギョッギョッギョッギョーザ!ギョーザ!ギョーーーザ!つくろう♪」。歌を口ずさみながら、妹と餃子を包むお手伝いをした思い出も。今日は幸せいっぱいの手作り餃子に欠かせない皮をつくる「隆祥房」さんにお邪魔します!
餃子文化の歴史とともに歩み続けた皮の専門メーカー!
代表取締役社長の西村彰高さんにまずは歴史を伺いました。創業のきっかけは、初代社長が東京築地に遊びに行った際、美味しい餃子と出会ったことまでさかのぼります。名古屋に帰ってからも、あの美味しい餃子が食べたいと、まずは皮の製造をスタート。見よう見まねでつくり始めたため、当時はさまざまな苦労があったそう。もちろん製造する機械もなかったので、生地を丸く型抜きするのに…なんと家にあったお茶っ葉の缶を使ったとか!ちなみに、今世の中に出回っている餃子の皮のスタンダードサイズは直径85ミリ。実はお茶っ葉の缶が基準になっているだなんて驚きです。
しかし、販売し始めた頃、餃子は日本ではとても珍しい食べ物で、「鮫子(サメコ)の皮って何?」と尋ねられることもたびたび。そこで、料理教室や百貨店の店頭で、餃子の作り方をデモンストレーションしながら皮を販売をしました。すると美味しいと大評判になり、皮の売れ行きも好調に♪1972年には、長年の研究の末、自動化ラインでの春巻きの皮製造に成功。さらに1982年には、業界初、自動化ラインでのクレープ生地を発売するなど、世界中の包食文化を広めていきました。オリジナルの機械をつくっちゃうのもすばらしいですが、皮づくり一筋、皮の専門メーカーだからこそつくりだせる「隆祥房特撰粉」が隆祥房の皮の美味しさの秘密。原材料から厳選・開発し、包みやすく伸びがいいけれど焼いても柔らかく口どけが良い皮。「皮は餃子の名脇役」をモットーに、具材を引き立てる絶妙なバランスを実現しています。工場ではひと月に60~70万袋の餃子の皮を作っているそうです。工場とはいうものの、大事な部分は手作業がメイン。温度や湿度を確認しながら、毎日練り方を変えて美味しい皮をつくるなんて超プロフェッショナルです!
  • 私が手に持っているのは、餃子の餡をたくさん詰めたい欲張りさんにオススメの大判タイプの餃子の皮です(笑)。

  • ぎょうざの包み方図鑑です。18種類もの包み方が載っています。どれも可愛くて真似したくなるものばかり♪

  • 練りの作業。生地を見て、水を足したり粉を足したりと毎日微調整をしています。朝と晩でも、微妙に変わるとか!

  • 打ち抜きの作業。ここでも生地を手で触って、柔らかさを確認しています。

流行りのフォトジェニックなアレンジレシピに挑戦だー!
料理をつくる手間を敬遠する人が増える中、お子さんもお父さんも一緒につくるところから楽しんでもらいたいという想いを込めて、創業50周年の記念にはぎょうざソングスを制作した隆祥房。「ギョッギョッギョッギョーザ!ギョーザ!ギョーーーザ!つくろう♪」 というフレーズ、あなたも聞いたことがあるのでは?そう、頭に残るあの曲です♪その他にも、「まきまきつつむブック」や「ぎょうざの皮レシピ」など、餃子に親しみが持てるレシピやリーフレットも作成。これがカラフルで読みやすくて、とても可愛いのです。思わず料理がしたくなる~!ということで、研究開発部の山田絵美さんと一緒にアレンジレシピにチャレンジ♪
まずはミニキッシュから。①ベーコンやアスパラなどの具材をカットし、電子レンジで加熱し冷ましておきます。②卵、牛乳、ピザ用チーズに塩コショウをよくまぜ①の具材を加えて混ぜます。③アルミカップに餃子の皮をのせます。④②を③の八分目くらいまで入れオーブントースター(1000W)で約7~8分焼いたら出来上がり!おしゃれなミニキッシュが、餃子の皮で簡単にできるなんて感激です♪ 続いてハートの春巻きにチャレンジ!こちらは、WEBサイトでも公開されている「はるまきの折り方BOOK」を参考にしてね。バランスよく折るのがポイントです。こちらの本には、他にもセミやねこなど面白い折り方がいろいろ紹介されているのでオススメです♪最後にフォトジェニックなバラ餃子。一見難しそうですが、不器用な私でも簡単にできましたよ!家族や友達同士でワイワイ楽しくお料理しながら餃子パーティーができたら楽しそうだなぁ~♪
  • アルミカップに皮をのせ、生地を流し込みます。家にある材料で簡単にできるのが嬉しいですよね~♪

  • 皮がこんがり焼けて、可愛いミニキッシュの出来上がり~!パーティーで喜ばれそうな華やかなメニューにルンルン♪

  • バレンタインにぴったりの可愛らしいハートの春巻き。甘いものが苦手な方へ、振る舞ってみてはいかが?私も食べたい~♪

  • もちろんいただきます!(笑)皮がパリッパリで美味しい♪春巻きの皮を折り紙のように折るアイデアに脱帽です。

  • 研究開発部の山田さんに教わって、SNS映えする餃子の包み方に挑戦!果たして上手くできるのでしょうか?!

  • 皮を横に3枚並べ重ねた部分に水をつけます。具を横長にのせていくのですが、欲張りすぎないのがポイント!笑

  • フチに水をつけて半分に折り、はり合わせた生地の下半分に水をつけクルクルと巻いていきます♪ ドキドキ。

  • 出来上がり!可愛いバラの餃子が咲きました♪焼く前に皮を花びらのように開いて整えると上手くいくよ。レッツトライ♪

メッセージ

人事担当者からのメッセージ
私たち隆祥房は、食を通じて社会に貢献することに、夢と誇りをもって活動しています。社員の成長なくして会社の成長はなく、共に成長していく関係が大切であると考えています。こうした関係を実現するためには、社員が「自立型組織人」であることが必要。すなわち、会社で働く組織の一員としてチームプレーができるのはもちろんのこと、何事にも目標をもって主体的に取り組み、努力し続けられる人材を求めています。
就職活動は、さまざまな企業の中身を知れる絶好の機会です。活動中に見て聞いて、地道に集めた情報はあなたの財産となり社会人になってからも役に立ってくれることでしょう。ですから、より多くの企業へ足を運び、今まで知らなかった世界に足を踏み入れてみてください。そうすれば、きっと自分に合った場所が見つかるはずです。活動中は落ち込んだり、悩んだりすることも多々あるかと思いますが、今がこれからの長い人生の大きな分岐点です。自分が何をしたいのか、どんな人生を歩みたいのかをよく考え、妥協せずとことん自分と向き合ってみてください。

取締役総務部長 戸谷英司さん

佐井祐里奈の体験後記

ぎょうざの包み方図鑑に掲載されている18種類もの餃子の包み方の中には、実は子供たちが考えた包み方も載っています。子供たちに楽しみながら餃子を包んで欲しいとオリジナルの包み方を考えてそれを教えていたそうですが、子供たちから逆に面白い包み方を教わることがあったとのこと。素敵な化学反応ですね♪UFOやカエルなんかは、大人じゃなかなか思いつかないだろうなぁ~。ちなみに、隆祥房とは中国語で「幸せ溢れる小さなおうち」という意味なんだそう。家族で楽しく餃子づくりをすることで、笑顔が溢れますようにという想いも込められています。小さな餃子の中には、美味しさだけじゃなくハッピーもたくさん詰まっていますね。よし、今夜はみーんなで餃子つくろう♪

この幸せそうな表情をご覧ください!自然と笑顔があふれる美味しさ。つくって楽しい、食べて美味しい!最高です♪

SHOP DATA

■株式会社隆祥房 http://www.ryushobo.com/index.html 「隆祥房」は「幸せ溢れる小さな家」を意味する中国語。1958年に餃子皮の製造を始めてから、「包む」「巻く」をテーマにさまざまなシート状食品を製造する。餃子皮専用粉「隆祥房特撰粉」やオリジナルの特殊製法などで、製品の持ち味を最大限に引き出した「皮」は、中身の具材を引き立たせる名脇役だ。

PROFILE

佐井祐里奈 ツイッター:@yunna_s31 愛知県日進市出身。大学卒業後、宮崎放送(MRT)のアナウンサーとして活躍。2013年から拠点を名古屋に移し、テレビのリポーター、ラジオのパーソナリティ、イベントの司会など、活躍の場を広げる。趣味はアイドル研究。