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第16回株式会社マスヤ(伊勢市)

みんな大好き「おにぎりせんべい」誕生の秘密とは!?

サクッパリッ。「あと1枚。次の1枚で本当に最後…」と結局、この原稿を書きながらおにぎりせんべいを一袋食べてしまった佐井祐里奈です。幼い頃から大・大・大好きなおにぎりせんべい。一袋のおにぎりせんべいを3姉妹で平等に食べるため、枚数を数えながら一枚ずつ大事に食べた頃が懐かしいなぁ(笑)。今は贅沢に独り占め~♪そんな大好きなおにぎりせんべいが、三重県で生まれたお菓子だったとは!?まずはその歴史から調査します!
おにぎりせんべいだけじゃない、美味しいおせんべいたち!
今回は、代表取締役社長の浜田吉司さんがお話してくださいました。まずはその歴史から。マスヤさんの創業は1965年。なんとあの赤福の10代目でもあるという浜田社長のお父様によって設立されたそうです。日持ちのするお菓子を…と研究に研究を重ね、創業から4年後の1969年に誕生したのが「おにぎりせんべい」です。当時、おせんべいと言えば丸いものか四角いものばかり。そこで、前例のない斬新なものをつくろうと三角のおせんべいを考案。さらに、当時の味付けはザラメや醤油味などが主流だった中、これまでの常識を覆す「だし」のうまみにこだわった甘辛い熟成しょうゆダレを使用。新しいスタイルの「おにぎりせんべい」は、一躍大人気になりました♪
そして、マスヤさんのもうひとつのロングセラー商品といえば「ピケエイト」。1972年に発売されて以来、たくさんの人に愛されています♪サクっと香ばしいバター風味の欧風せんべいは、「おにぎりせんべい」とはまた違う美味しさ。その秘密は、香りとコクの北海道産発酵バター。 ふわっと広がる風味に、思わずヤミツキ…。
そんな中、浜田社長のイチオシが、2012年に発売された「おにぎりせんべい 銀しゃり」。塩が立っているのに、後味は塩辛くない。確かに、これはおいしい!さらに2017年3月に発売された「おにぎりせんべい 名古屋限定かけみそ味」は、お土産に大ヒット!定番の「おにぎりせんべい」だけでなく、魅力溢れる商品がたくさんあるのであなたもお気に入りをぜひ探してみてね♪
  • 代表取締役社長の浜田吉司さんと、30周年を機に登場した可愛らしいキャラクター「おにぎり坊や」と一緒にパチリ♪

  • 「おにぎりせんべい 名古屋限定かけみそ味」。名古屋駅構内の売り上げランキングで、トップ10にランクインしたことも!

  • 社長おすすめの「おにぎりせんべい 銀しゃり」。塩の付け方は製法特許を取得しているだけあって、塩の旨味がじんわりときいてます♪

  • ふっくらザクザク♪粒の大きさが異なる天日湖塩と焼塩が付いていて、お米の旨味を引き立てています!

意外な(?)味の「おにぎりせんべい」が期間限定で登場!
「おにぎりせんべい」に、驚きの期間限定商品があることをあなたはご存知でしたか?2017年は、すだちにかぼちゃクリームスープ味、まつたけ風味など、かなり攻めた商品が発売されました。話を聞くだけでも、どんな味がしたんだろうって気になるけど、限定商品のためすでにその味は確かめられない(グスン…)。でも、そんなあなたに朗報です♪2018年も、おにぎりせんべいは攻めていきます(by浜田社長)!
1月末に期間限定で発売されるおにぎりせんべいは、「クリームシチュー」と「和山椒」。えええ!?それは、絶対に気になるぅ~と騒いでいたら、特別に発売前の商品を味見させてもらえることに(やったー!)。まずは「クリームシチュー」から。若手社員が会議で「クリームシチューをご飯にかけると美味しい」と発言をしたのがきっかけで、ご飯に合うならおせんべいにも合うはずだと開発が進みました。家庭で食べるご飯の味を意識して、バランスを整えるのにかなり苦労したとのこと。何度も試作を繰り返し、納得のいく味に仕上がるまで約3か月。食べてびっくり、想像以上にクリームシチューなんです(笑)。野菜の甘味が溶け出したまろやかなシチューの美味しさが、じわぁぁ~と口の中に広がります。皆さまぜひ食べて、驚いてください!
続いて「和山椒」。こちらもヤミツキになること間違いなし!山椒のさわやかな香りとピリリと痺れる刺激に思わずうなっちゃいました。どちらも本格的な味で美味しいのはもちろん、ユニークで独創的。さすがだなぁ~。
そしてもう一つの驚きが、開発担当者のほとんどが20代の若手ということ!「若いうちから色々な経験をさせたい」と話す浜田社長の懐の深さに感服してしまいました。自分のアイデアが商品になるって、やりがいあるだろうなぁ~。これからも美味しくてユニークなおせんべいの開発をお願いします♪
  • 2018年1月下旬に発売される新商品を手に持って。一体どんなお味がするのでしょうか…。ドキドキワクワク。

  • 期間限定の「クリームシチュー」と「和山椒」。どちらも店頭からなくなる前に、ぜひ味わって欲しい一品です!

  • 香りもしっかりクリームシチュー!おせんべいなのにシチューって、思わず笑ってしまいます。冬にぴったりの味だ~♪

  • 後味もピリリと山椒がきいています。しびれる美味しさ。うな丼を食べているような気分に浸れますよ~♪

おにぎりせんべいができるまで
こだわりのうるち米100%を使った生地を、高温できつね色に焼き上げます。味付けも均一になるよう工夫しています。でも…詳しいことは企業秘密なんです♪
  • うるち米100%の生地。まずはお米を粉にして、それをお餅に。うすく延ばして型で抜き、乾燥させたものがこちら。

  • 乾燥させたり寝かせたりと、生地の水分にムラがでないように調整してから焼きます。温度と時間のバランスがとても大切なんですって。

  • こちらの工場では、1日におせんべいを約1万ケース生産しているのだとか。機械だけでなく目視検査などをきちんと経てから、私たちのもとに届きます。

  • 見てみて〜!「おにぎりせんべい」がお行儀よく並ぶ様子は、とってもカワイイ!

  • 隠れた人気商品「おにせんクラッシュ」のために、手作業でおにぎりせんべいを割っています。まさかの手割りに驚きだ~!

  • できたては、やっぱり美味しいな♪

メッセージ

人事担当者からのメッセージ
新入社員のうちからさまざまな仕事を任せてもらえるのが、当社の特徴です。入社後、「こんな仕事まで任せてもらえるの?」と驚く方も、少なくありません。ですので、前向きで熱意のある方には、最適な職場だと感じています。またジョブローテーションを導入しているため、入社後でも営業から開発に異動するなど、環境を変えることに対しても寛容な会社です。マスヤの経営理念に共感していただける方のご応募を、お待ちしております。
就職活動で大切なことは、入社してからのギャップをなくすためにも会社訪問をすることです。その際、スタッフの表情などを見て、職場の雰囲気を体感してください。そして今後どのような人生を送りたいのかじっくりと考え、自分にあった会社を見つけてくださいね。

総務本部チーム 古儀康一郎さん

佐井祐里奈の体験後記

実はマスヤさんの全商品のパッケージには、お客さまの声を聞くための「スマートフォンでひとことアンケート」がプリントされています!いろんな意見を聞き、改良を重ねるという心構えが素晴らしいですよね。実際に、お客さまの意見から限定商品が再発売されることもあるんだとか…!自分の声がしっかりと届くって、嬉しいなぁ♪さらにアンケートに答えると、抽選でマスヤオリジナルグッズがもらえるんですって。太っ腹だー!「ファンの方に、さらにおにぎりせんべいを好きになってもらえるようこれからも努力し続けたい」と話してくださる浜田社長の人柄に感激しました。ますます「おにぎりせんべい」のことを好きになりました。さぁ、今からもう一袋食べようかなぁ~♪(笑)

本社の隣にある「伊勢おかき本舗」で売っている、おにぎりせんべいソフト!濃厚なソフトクリームの中にサクサクのおにぎりせんべいが…絶妙なバランス!おすすめです♪

SHOP DATA

■株式会社マスヤ http://www.masuya.co.jp/ 赤福の10代目が1965年に創業した、米菓の製造販売会社。本社は三重県伊勢市。代表商品である「おにぎりせんべい」や「ピケエイト」などのせんべいを、東京、名古屋、大阪、福岡の営業拠点を通して全国に販売する。季節ごとに発売される「おにぎりせんべい」の新フレーバーには、若手社員の意見を生かすなど遊び心も満載。

PROFILE

佐井祐里奈 ツイッター:@yunna_s31 愛知県日進市出身。大学卒業後、宮崎放送(MRT)のアナウンサーとして活躍。2013年から拠点を名古屋に移し、テレビのリポーター、ラジオのパーソナリティ、イベントの司会など、活躍の場を広げる。趣味はアイドル研究。