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第7回井村屋グループ(三重県津市)

運命?奇跡??いや、日常です!私と祖父の定番アイス「あずきバー」

「次の取材は井村屋さんだよ~」祖父母の家で祖父とあずきバーを食べていた時に連絡を受けました。わ~~い…運命!!…というより、普段からあずきバーを食べまくっている私、佐井祐里奈(笑)。87歳の祖父もあずきバーが大のお気に入りです♪あったかいお茶と大好きなあずきバーをいただくほっこりとした時間は、私の幸せな日常に欠かせません。ご褒美には「やわもち」、冬は「肉まん・あんまん」…と、年中お世話になっている井村屋さん!老若男女に愛される秘密を大調査してきますよ~~。
自家製の「あん」が伝統のはじまり!
まずはじめに、井村屋さんの歴史を経営戦略部事業戦略チームの西方大祐さんに伺います。
羊羹から始まった井村屋は、1896年に井村和蔵によって菓子舗「井村屋」として開業しました。見よう見まねでようかんづくりに取りかかり、その後続けて発売した「うずまき」や「とらまき」が大ヒット!さらに現在も根強い人気を誇る井村屋初の缶詰商品「ゆであずき」は、業界のトップシェアを得るほどの人気っぷり。
全ての商品の人気の秘密は…、味と品質にこだわりぬいた自家製の「あん」。小豆をたく技術が素晴らしいのです。風味・粒の残し方など、とことん計算されています!もちろん、炊き方は社外秘。ただ、その時代のお客様にあったニーズに合わせて炊き方も年々変えていると教えてくださいました。わ~~。どこまでもお客様想い…。有り難いですね。

さて、続いては皆大好き「あずきバー」開発のきっかけを伺います。当時、ミルク味のアイスクリームが人気で各大手メーカーが取り扱う中、他社に負けないアイスを作ろうと考えてできたのがあずきバー。「うちには小豆があるやろ!」と、羊羹から始まった小豆を炊く技術で勝負することに。小豆や砂糖、水あめ等シンプルな原料で、小豆の美味しさがしっかり味わえるアイスクリームが誕生。老若男女に愛される秘訣は美味しさに加えて、安全で安心できることなのかも。そんなあずきバー、なんと年間2億5000万本以上売れているんですよ~~!すっごい!
ちなみに、お椀にあずきバーを2本ほど入れてレンジで2分。チンッとあたためると「ぜんざい」ができるんだとか♪ シンプルな原材料を使っているからこそ温めても美味しさが損なわれないんですって!さすがです。
  • み~~んな大好きあずきバーは、1973年に発売されてからロングロングヒット。夏はもちろん、冬も春も秋も美味しい♪…あ、年中ですね!(笑)

  • ふっくらホカホカ美味しい肉まん・あんまん♪こちらも井村屋の人気商品。中身もぎゅ~~っとつまっていて最高です。

  • あずきバーをレンジでぜんざいにする時、スティックの木の部分でかき混ぜると便利なんだそうですよ~~♪ 帰ったら早速挑戦してみよう!

  • ゴールドあずきバー。私は初体験!金ピカでおめでたい雰囲気!甘みが上品ですっきりしています。絶品~ご褒美にオススメ♪

あずきの井村屋、創業120年の技術で面白い新商品が続々と誕生!
今年創業120年、会社設立70周年の節目を迎える井村屋さん。長年にわたり小豆を扱う中で、蓄積された知恵と独自の技術で「お客様の健康に寄与したい」と考えました。そこで2月に発売されたのが「煮小豆」。
食べてびっくり…甘くない、ほんのり塩味がきいた少し柔らかい小豆。気がついたらパクパクとつまんでしまうくらい美味しいけれど、これはいったい!?ということで開発部菓子食品チーム豆谷希さんに話を伺いました。
「煮小豆」とは、簡単にいうと小豆の栄養をぎゅっと閉じ込めた新フードなんだそう。小豆を炊く時、普通の調理法では煮汁と共に小豆の栄養が流れ出てしまうのですが井村屋が長年培ってきた独自技術でその栄養を小豆の粒に凝縮させました。農学博士である加藤淳先生と協力し温度や時間などを工夫して何度も何度もテストを重ね、およそ2年かけて完成させたとのこと。小豆の持つ食物繊維、カリウム、ポリフェノールなどを手軽にとることができる優れもの。そのまま食べても美味しいのですが、ご飯やサラダに混ぜたり、スープや味噌汁に入れてもOK!甘くてデザートのイメージの強い小豆ですが、もっと身近な存在にしたい、小豆の素晴らしさや栄養をお客様に届けたいと力強く話してくださいました。毎日食卓に小豆を♪定着すると良いなぁ~。
その他にも3月に発売されたばかりの「Soy Dolce」シリーズは美味しいのに、100キロカロリー以下!罪悪感なくパクパクと食べられるスイーツ。美味しくて健康的って夢のよう♪
  • 煮小豆のパッケージをあけたら、また同じ煮小豆の袋が(笑)。 なんだかワクワクしますね~~♪

  • 中身はこんな感じ。この一粒一粒に小豆の栄養がぎゅっと閉じ込められています。ドライフルーツを食べる感覚でそのままパクッと食べるのが私は好き♪

  • やわもちシリーズも大好きです。お餅がやわらかくて不思議なの~。やみつきになります。あずきバーにつづく大人気のアイス♪

  • チョコレートフレーバーのSoy Dolce。お豆腐ならではの滑らかさ、そして濃厚なチョコレート味。93キロカロリーだなんて信じられない!

メッセージ

人事担当者からのメッセージ
当社は「厳しく」も「あたたかく」期待を上回ることに努力する人を大切にするという基本理念を掲げています。つまり、自らが成長し続けようとする意識を持ち、一人ひとりが会社の目標、方針をしっかりと理解し仕事の価値を高めようとする人材を求めています。
それには、何事にも興味を持つ事が大切だと考えています。もちろん、知識、資格が役立つこともありますが、入社後、働き出してから学ぶ事のほうが多いのです。
学生の皆さんは自分自身の成長のため、必要な知識の習得、資格取得に積極的にチャレンジしてみてください。
就職活動では、さまざまな企業の説明会に出席して、是非自分にあった会社を見つけてください。数ある選択肢の中からご縁をいただいて、弊社を候補に入れていただければ光栄な事と存じます。各地区で開催しております説明会でお待ちしております。

井村屋グループ 総務・人事部 岩上真人さん

佐井祐里奈の体験後記

お客様に満足してもらうため、大人気のやわもちアイスも最中バージョン、わらび餅バージョンと年々いろんな商品が発売されています。次々と新しい商品を開発する井村屋さんのポリシーは「Be always for Customers!」お客様のことをもっと考えよう、もっと見よう、もっと知ろう、もっと近づこう、もっと喜んでもらおう…。これだけ私達のことを考えてくれる井村屋さんの商品だからこそ幅広い年代の方々に愛され続けていくのでしょう。納得です。これからも私は大好きな祖父とあずきバーをいただきます♪

井村屋さんのゆるキャラ「あずきキング」が可愛い~~♪社内に、アズキキングがひょっこりいたり、あずき色の壁があったり…あずき愛をたくさん感じました。

SHOP DATA

■井村屋グループ株式会社 http://www.imuraya-group.com/ 1896年に井村和蔵が、三重県飯南郡松阪町(現在の松阪市中町)に菓子の製造のために開業した「井村屋」が起源。ようかんやカステラ、和菓子などの幅広い商品の製造・販売を行う。

PROFILE

佐井祐里奈 ツイッター:@yunna_s31 愛知県日進市出身。大学卒業後、宮崎放送(MRT)のアナウンサーとして活躍。2013年から拠点を名古屋に移し、テレビのリポーター、ラジオのパーソナリティ、イベントの司会など、活躍の場を広げる。趣味はアイドル研究。