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Report
No.35

木桶職人 (木桶の栗田)

木桶職人
名古屋の嫁入り道具に欠かせなかった木桶は、
いまでも生活に深い味わいを与えてくれます!
大黒 柚姫
手羽先キミドリ
坂本 遥奈
今回のリポーター
第35回目の訪問先は、2代に渡り木桶を作り続ける「木桶の栗田」です。木桶と一口で言っても、その用途や素材はさまざま。なぜ名古屋で木桶文化が発展したのか、現在はどんな使われ方をしているのか……。今回のリポーター、坂本 遥奈が木桶職人さんを直撃取材します!

木桶はいつ頃から作られているのかな?
どんな種類があるのかな??

今回はるちゃんは、1951年に名古屋で創業した「木桶の栗田」の津島工房に向かいました。現地では、2代目の栗田実さんが笑顔で出迎えてくれました。
さっそく工房に入ったはるちゃん。「わぁ〜、木のいい香り。この香りに癒されながら取材できるなんて、とっても幸せ♪」と笑顔のはるちゃんに、「私が小さい頃は、木クズの中でよく遊んだものです」と栗田さん。「木桶の栗田」の4代目となる栗田さんの幼少期は、父親が木を加工するコンコンという音で目が覚め、コンコンという音を聞きながら眠りにつく毎日でした。高校卒業後、家業を継いで以来、五十数年間木桶を作り続けています。
「木桶は何時代から作られているんですか?」とはるちゃんの質問に、栗田さんは丁寧に答えてくれます。「木桶の発祥は古く、古事記にもその名前が出てきます」。「ほぇ〜、何千年も昔から作られているなんてスゴイ!」とはるちゃんもビックリ。「名古屋で木桶づくりが盛んになったのは、名古屋城築城のため木曽から尾張に木材が大量供給された江戸時代です。その後、木桶は家庭に広く普及し、名古屋には全国一の生産地として桶職人が集まる桶屋町があったんですよ」(栗田さん)。その昔、木曽で伐採された良質の木材は、木曽川を下って堀川の河口にある貯木場へと運ばれました。そのため、堀川沿いには木桶のほかに、下駄やたんすなどを作る職人さんが大勢いたと言います。
「木桶は家で手巻き寿司の時に活躍するけど、昔はどんな使い方をしていたんですか?」とはるちゃんの質問に「木桶は名古屋では、嫁入り道具の一つだったんです。大たらい、中たらい、はんぞう(口や手を洗うのに使う)など、生活に欠かせないものだったんですよ」と栗田さん。水に強い高野槙(こうやまき)はお風呂の桶に、ご飯の甘さを引き立てる椹(さわら)はおひつに、殺菌力に優れる檜(ひのき)はまな板にと、用途に応じてさまざまな木の種類を使い分けるのも職人技です。「木のおひつに入ったご飯が美味しく感じるのは、椹の香りのおかげなんだね!」(はるちゃん)。
最後にはるちゃんが木桶の魅力を尋ねると「木桶には、プラスチック製品にはない肌触りと香りがあります。それはきっと、日常生活に深い味わいをもたらしてくれるはず。はるちゃんもぜひ、木桶を使ってみてくださいね!」と話してくれました。
  • 木桶を作り続けて五十数年の栗田さんに、いろいろとお話を伺います!

    木桶を作り続けて五十数年の栗田さんに、いろいろと話を伺います!

  • 木型で角度を合わせてカットした、木のパーツを真剣に見つけるはるちゃん。

    木型で角度をあわせてカットした、木のパーツを真剣に見つめるはるちゃん。

  • 「一枚一枚の板を継ぎ目なく、美し仕上げるためにはカンナがけが欠かせません」(栗田さん)。

    「一枚一枚の板を継ぎ目なく、美しく仕上げるためにはカンナがけが欠かせません」(栗田さん)。

  • 木桶作りに使う様々な道具を見てはるちゃんは「これを使いこなすなんて、スゴイなぁ〜」。

    木桶作りに使う様々な道具を見てはるちゃんは「これを使いこなすなんて、スゴイなぁ〜」。

  • 寿司店などの器に使われるミニ木桶。「へいらっしゃい!何でも握るよ!!(笑)」

    寿司店などの器に使われるミニ木桶。「ヘイ、らっしゃい!何でも握るよ!!(笑)」

  • 「木桶を使うと、いつものお風呂がリッチになるよ!木の香りもいいね!!」

    「木桶を使うと、いつものお風呂がリッチになるよ!木の香りもいいね!!」

パーツの組み立てを
ちょっとだけお手伝い!

  • 「仮輪に木のパーツを組み立てます!じょうずにできるかな?」

    「仮輪に木のパーツを組み立てます!じょうずにできるかな?」

  • 「むむむ…パーツを円形に組み立てるためには、この微妙な角度を見極めないと…」

    「むむむ…パーツを円形に組み立てるためには、この微妙な角度を見極めないと…」

  • 「パーツの角度を確認したら、仮輪の中に一つずつ置いていきます」

    「パーツの角度を確認したら、仮輪の中に一つずつ置いていきます」

  • 「最初は楽勝〜って思ってたのに…。あれ、最後はちょっと難しいぞ!」

    「最初は楽勝〜って思ってたのに…。あれ、最後はちょっと難しいぞ!」

  • 「最後のパーツを組み立てて、パッとひっくり返して……」

    「最後のパーツをギュッギュッとやって、パッとひっくり返して……」

  • 「じゃーーん!無事に組み立てが完成です。ややいびつなのはご愛嬌!」

    「じゃーーん!無事に組み立てが完成です。ややいびつなのはご愛嬌!」

お手伝いの様子は動画でもCHECK!

取材後記
取材に体験に一生懸命がんばったはるちゃんの感想は……?
アザーカットで奮闘の様子をチェック
他では見れないメンバーの表情だよ!
読者プレゼント
取材中のメンバーを撮影した貴重なポラロイド(サインとメッセージ入り)を3名にプレゼント!
郵便はがき、または本ページ内の応募フォームよりご応募ください。
応募フォームの場合
こちらからご応募ください。
応募締切:2019年5月28日(火)(23:59まで有効)
多数のご応募お待ちしております!
※当選者の発表は発送をもって代えさせて頂きます。
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愛知県名古屋市中区三の丸一丁目6番1号
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「TEAM SHACHIのおしごと見聞録プレゼント」係

■応募締切
2019年5月28日(火)(当日消印有効)


企業情報

木桶の栗田

1951年、初代栗田三郎氏が名古屋市中川区で創業した木桶店。樹齢200年以上の木材を使い、カンナで削りあげた木桶は、どれも惚れ惚れする美しさです。中でもおひつは、「米の甘さを引き立て、うまみが増す」と人気の商品です。
現在は、先人から受け継いできた手法を守り続けながら、時代に合わせて絶えず進化していくことを信念に、さまざまなクリエイターと連携して、花器、トレイ、ワインクーラーなど新しいスタイルの木桶を発表。全国有名百貨店での実演販売を行うなど、木桶の普及活動にも力を注いでいます。

【住所】愛知県津島市蛭間町弁日205(津島工房)
【電話】052-361-6751 (名古屋工房)
【HP】http://www.kiokenokurita.com/

SHACHIプロフィール

TEAM SHACHI

スターダストプロモーション内スターダストプラネット所属、愛知県出身の秋本帆華、咲良菜緒、大黒柚姫、坂本遥奈 からなる女性グループ。
前身グループである「チームしゃちほこ」から、2018年10月23日にチーム名を変更。「super tough strong energy positive exciting soul from nagoya」を掲げ、Zepp Nagoyaにてフリーライブを敢行しライブデビューを果たす。

【オフィシャルサイト】
https://teamshachi.nagoya/


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