第4回目の訪問先は、創業195年を誇る「名古屋提灯」の老舗です。
明治初期には、国内向けの生産だけでなく貴重な輸出品として、生産量全国一を誇った「名古屋提灯」が、どのように作られているのか……。
「小ちゃくたって名古屋嬢!」な安藤ゆずと大黒柚姫の2人が、体当たりリポート!
2人が訪れたのは、名古屋市西区にある名古屋提灯の工房「雅創作工房」です。創業195年を誇る老舗で、伝統的なお盆提灯はもちろん、外国人観光客に人気のミニ提灯や飲食店の軒先に吊るされる提灯などを手がけています。お話を伺うのは、6代目店主の堀田さんです。「今日はよろしくお願いします!」(❶)。
まずは、名古屋提灯の歴史についてお勉強。「最盛期には年間36万個の提灯を作っていたんですよ」(❷)。そして、さまざまな種類の提灯を見学します。「雪だるまの提灯、かわいい!」(❸)。
続いて、作業現場に潜入です(❹)。見慣れない工具に驚きつつ……。「あ、提灯の形になってきた!」(❺)。雅創作工房では、提灯の絵付けは全て手描きなんです!「カーブしたところに絵を描くのって、難しそー」(❻)。「まずは、下描きから始めるんだね」(❼)。絵付けが済んだ提灯は、油引きという作業に入ります。「植物性の油を薄く塗って、雨をはじくようにするんだって!」(❽)。
最後に、堀田さんの夢を尋ねたところ……「伝統を支える技術を守りつつも、人々をアッと驚かせる提灯を作りたい!」と瞳を輝かせながら話してくれました(❾)。