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遼河はるひの美酒リポート 美味しくいただきます

第17回鮎料理(鮎料理専門店 鮎や)

清流を愛でながら、川魚の王様に舌鼓!


7月に入り、いよいよ夏本番! 今日はどんな出会いが待っているのかしら、とワクワクしながら、取材の車に乗り込みます。すると、車はどんどん山の方へと向かい……。
車窓に広がる大自然を楽しんでいたら、清流沿いに大勢の釣り人を発見! 何を釣っているのかしら?と思っていたら、スタッフが「鮎釣りですよ」と教えてくれました。ひょっとしてこの先に待っているのは、夏を代表する鮎料理かしら(ウフ)!
清流、板取川沿いにたたずむ鮎料理専門店に到着です。
板取川沿いをしばらく北上すると、「鮎や」と書かれた大きな看板を発見。わぁ〜い、待ってました!やっぱり今日は鮎料理なんですね。とってもキレイな川のそばでいただく鮎料理に、期待もふくらみます。
板取川沿いにたたずむこのお店「鮎や」さんでは、店内でお食事をすることもできますが、おすすめはなんといっても川床。川底の石が見えるほど澄んだ清流、板取川を眺めながら、自慢の鮎料理をいただくという、なんとも贅沢な時間が過ごせます。
ここのこだわりは、鮎を生きたまま仕入れること。お店では、板取川の水で生かしておくんですって。もちろん、注文が入ってから調理するため、少々お時間はかかりますが。そこは、目の前の絶景を楽しむことにしましょう。
川床から清流を眺めていると、川底にキラキラッと光るものが。えっ、ひょっとして鮎!?って驚いていたら、お店のスタッフさんが「目の前の大きな岩のコケを食べに、鮎が泳いでくるんです」って教えてくれました。さすが、透明度抜群の清流。泳いでいる鮎まで見えるとは。
調理場では、板前さんが熟練の技で鮎を焼いてくださっています。焼き方のこだわりを伺うと「表・裏・表と3回に分けて焼くこと。まずは表が半分焼けたところで、裏返すんです。それによって、鮎のおいしい脂が全体に行き渡る。その後、再び表をしっかりと焼き上げて、完成です」。このひと手間が、美味しい鮎料理の秘訣なんですね!
  • 国道256号線沿いに立つ大きな看板が目印ですよ!

  • 清流を眺めながら、お料理を待つ時間もなんとも贅沢……。
    ※特別に第2川床席で撮影しています。

  • 見てください!この活きのいい鮎たち。美味しくいただきますね!

  • 外はパリッと、中はふっくらジューシーに焼き上がる鮎。

鮎尽くしのコース料理をいただきます!
お料理を待つこと、十数分……。すると、出てきたのは鮎尽くしのコース料理です。せっかくなので、私がいただくBコース(3,200円)の中身を詳しくご紹介しますね!まずは、鮎の天ぷらを甘酢に漬けた酢の物、鮎の甘露煮、鮎の塩焼き、鮎の唐揚げ、鮎の素焼きに田楽味噌をのせた魚田、それに鮎雑炊!まさに、鮎尽くしです。
こだわりの焼き具合が楽しめる塩焼きはもちろん、一度素焼きにした鮎を2日間かけて炊き上げる甘露煮は、頭から一匹丸ごといただけるんです。もともと骨の柔らかい魚ですが、手間ひまかけて炊き上げることで、頭も骨も口の中でほろほろとくずれます。
最後に、鮎のほぐし身が入ったお雑炊を。ダシにも鮎のうま味が詰まって、染み入る美味しさです。そして、もちろん美味しいお酒もいただきましたよ! 今日は、富久娘を冷酒でグビッと。日本一の酒どころ、灘でつくられたお酒です。絶景に美味しいお料理、そして日本酒……。至福の時間です。
身も心も大満足の私でしたが、お店から車で5分のところに話題の「モネの池」があると聞き、ちょっと寄り道。平日にもかかわらず、大勢の人でにぎわっていましたよ。この日は連日の晴天続きで、水の量が少なくなっていたそうですが、しっかりとモネワールドを満喫できました!
  • 鮎尽くしのBコースに、大満足です!
    ※通常は一品ずつ提供されます。

  • 骨の柔らかい鮎は、そのままパクッといただきます。

  • モネの絵画の一部に見えるかしら(笑)!?

  • 池には鯉の泳ぐ姿も見られます。

遼河はるひの体験後記

今日は、絶品の鮎料理をいただきながら冷酒を傾けるという、なんとも大人な時間に大満足の私。お料理もお酒も美味しいのですが、なんと言っても周囲の景色に心まで癒されました。
「鮎や」さんでは、春は若鮎、夏は脂ののった鮎、秋は子持ち鮎と、季節ごとに異なる美味しさを提供してくれます。6月上旬までは、若鮎を輪切りにしたお刺身「せごし」がいただけるそう。来年は、もう少し早くおじゃましますね!

皆さんも、夏の味覚を楽しんでくださいね!

SHOP DATA

■鮎料理専門店 鮎や
【住所】岐阜県関市洞戸阿部1522-3
【電話】0581-58-2099
【営業時間】
4月下旬~11月は10:30~16:00 (LO15:00)
※活鮎の売り切れや仕入れ等で早く閉店する場合あり。
12月~4月中旬はお昼2~3時間程度の営業
【定休日】
4月下旬~11月はなし
12月~4月中旬は不定休
【HP】鮎料理専門店 鮎や
※「ほらど 鮎や」で検索

PROFILE

遼河はるひ 遼河はるひ
愛知県名古屋市出身。元宝塚歌劇団・月組男役スター。高校生の時に初めて観た宝塚に魅せられ、1994年、宝塚史上もっとも倍率の高い年に宝塚音楽学校に入学。1996年、宝塚歌劇団入団。数々の舞台を経て、2009年退団。退団後は、女優・タレントとして活動。バラエティ番組にも多数出演し、活躍の幅を広げている。
舞台 『アニー』(2016年)
『エリザベート』(宝塚歌劇団2009年)
映画 『はなちゃんのみそ汁』(2015年)
ドラマ 『癒し屋キリコの約束』(2015年)
CM 『豆腐よーぐるとぱっく 玉の輿(盛田屋)』