名古屋おもてなし武将隊が、中日新聞販売エリア統一を目指し、平成の世に誕生した新しいスポットを巡ります。毎回、中日新聞の地方版ごとに分けられたエリアをたずね、そのエリアを代表するスポットをご紹介(制覇)。

第八回目は、前田利家が「松本版エリア」と「南信版エリア」を訪れました。

参戦地 其の八:松本版エリア・南信版エリア


養命酒 駒ヶ根工場
松茸山 別所和苑

豊かな自然が広がる長野県駒ヶ根市と上田市で食欲の秋に欠かせない2つのスポットをご紹介!

「本日は、食欲の秋を堪能いたすとしよう」

まず、最初に利家が訪れたのは、赤い箱でおなじみの「養命酒 駒ヶ根工場」です。

「養命酒の歴史はさぞかし古いと聞く。関ヶ原の合戦の直後には、創始者・塩沢宗閑翁がすでに製造を始めておったそうじゃ」。
3000m級の山々が連なる中央アルプスと南アルプスに囲まれた、標高800mの高原に広がる駒ヶ根工場。約36万平方メートルを誇る敷地の70%が森林に覆われ、その敷地内をアルプスの湧き水が小川となって流れる、なんとも心地のいい場所です。
「養命酒の商標である“飛龍”は、家康殿が授けたといわれておる。日本でも最も古い商標のひとつじゃ。その養命酒がどのように造られとるか、しかと確かめよう」14種類の生薬を原酒に浸漬し、約2か月かけて造られる医薬品の薬用養命酒の工場見学にいざ、出陣。


日本はもちろん、アジアを中心に輸出される養命酒のすべてを、ここ駒ヶ根工場で製造しています。 

生薬などが展示されるロビーから、工場見学がスタート。
「ワクワクするのぅー」。

約10分間の映画で、養命酒の歴史を学びます。「なるほど。養命酒には、中央アルプスの豊かな自然が不可欠なのじゃな」

見学通路からは、養命酒の瓶詰め作業や赤い箱に収められる様子が見学できます。「すごいスピードで、次々と箱詰めされておるぞ」

約30分間の見学を楽しんだ後は、お待ちかねの試飲タイム。「14種類の生薬のなんとも滋味あふれる味じゃ。これは、身体に効きそうじゃな」

見学後は森の中のカフェでほっとひと息。「高原を吹き抜けるさわやかな風に、癒されるのぅ」

敷地内には4つの散策路が整備されています。「鳥のさえずりや小川のせせらぎを聞きながら、木漏れ日の中を散策する……。なんとも優雅な時間じゃ」

「次は、秋の味覚の王様を自ら収穫してみせよう」
養命酒の試飲で元気になった利家が次に向かった先は、上田市の「松茸山 別所和苑」。

ふもとに別所温泉が広がる女神岳の山腹、標高650mに建てられた山小屋で、マツタケ狩りやマツタケ尽くしの料理が楽しめます。

小屋の周囲に広がる赤松林で収穫した地物など信州産のマツタケを中心に、良質なマツタケ料理を求めて、秋になると全国から大勢の人が訪れます。

「やはりここは、マツタケ狩りからいたそう。自ら収穫したマツタケは、さぞかし美味であろう」

眼下に信州の鎌倉と呼ばれる塩田平を望みながら、いざマツタケ狩りに挑戦です。

周囲を赤松林に囲まれた小屋に到着。「信州産のマツタケを存分に堪能いたそう! いざ、マツタケ狩りに出発じゃ」

小屋の前に広がる松林の中をズンズンと進む利家。「カサが開いたマツタケからは、いい香りが漂います。香りにも注意して、進んでください」(別所和苑の主人)。

マツタケによく似たキノコを発見して喜ぶ利家。「利家さま、それはハツタケといって、マツタケの近くにはえるキノコでございます」(別所和苑の主人)。

「なんと、それではこの近くにマツタケが生えているというのじゃな」。急に目つきが真剣になった利家は、さらに山奥へと進みます。

「利家さま、下から上を見上げるように探すと見つかりやすいですよ」(別所和苑の主人)。「なるほど。下から上、じゃな」

探すこと45分……。「こ、これは!! 正真正銘のマツタケではござらんか!」利家の指の先には、マツタケが顔をのぞかせています。

周りの土をそっと掘り軸をやさしく持って真上に抜き、さっそく香りを楽しむ利家。「うひょっ! 新鮮なマツタケの芳醇な香り。やっぱり日本の秋は、コレじゃ、コレ!」

小屋に戻り、マツタケ尽くしの料理を堪能します。「見よ、この豪勢な内容を。まずはどれからいただくとするか……」

鍋、茶碗蒸し、土瓶蒸し、天ぷら、吸い物、ごはんの全てに、マツタケが使われた「マツタケ鍋コース」(1人前10,000円)。

「この香りと、シャキシャキの歯ごたえ! あまりのおいしさに、自然と顔もほころぶのぅ。窓から望む信州の鎌倉と呼ばれる景色も最高じゃ」


今回のスポット情報
養命酒 駒ヶ根工場
【住所】長野県駒ヶ根市赤穂16410
【電話】0265-82-3310
【営業時間】9:30〜16:30
【定休日】年末年始 ※臨時休業あり
【利用料金】入館無料
【駐車場】あり(無料)
【公式ページ】養命酒 駒ヶ根工場ページ
松茸山 別所和苑
【住所】長野県上田市別所温泉字城山241
【電話】0268-38-8182
【営業時間】11:00〜20:00
    ※15:00?20:00は予約のみ営業
【営業期間】9/10?11/16
【料金】マツタケコース1名8,000円〜15,000円
    そのほか一品料理あり
    ※マツタケ狩りは要問い合わせ
【駐車場】あり(無料)
【公式ページ】別所和苑公式サイト
名古屋おもてなし武将隊
名古屋おもてなし武将隊のご紹介
2009年11月、名古屋開府400年に合わせて6人の武将と4人の陣笠で結成。名古屋の魅力を全国に伝えるため、名古屋城を中心にさまざまなイベントで活躍する。
 ・公式HP:http://busho-tai.jp/