水城あやのの「ほっと見聞録」【第四回】名古屋市 シヤチハタ 水城あやのの「ほっと見聞録」vol5 北名古屋市 「ポッカサッポロフード&ビバレッジ」:私の味覚の歴史を彩り続けてくれる企業のご紹介です!


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2016年(平成28年)1月27日(水曜日)

小さいころはもちろん、今でもお世話になってます!


熱烈歓迎ありがとうございます!

突然ですが、人は成長すると味覚って変わりますよね? 酸味のあるものが美味しく感じたり、苦いなぁと思っていたコーヒーを好きになったり……。そんな瞬間を味わうたび、大人の階段のぉ〜ぼる〜♪なんて思ったものです。今回は、私の味覚の歴史を彩り続けてくれる企業のご紹介です!
北名古屋市にあるポッカサッポロ フード&ビバレッジ(以下、ポッカサッポロ)の名古屋工場にお邪魔します。まずは、名古屋戦略部マネージャーの福さんにポッカサッポロの歴史について教えていただきます。


私のポッカサッポロのイメージは、やはりおいしいレモン果汁。歴史をひもとくと……、1957年レモン飲料の製造販売を目的としてニッカレモンが誕生します。創業者の谷田さんはショットバーを経営していて、おいしいレモン果汁があったら絶対に売れるはずと思いつき、製造、販売をしたところ本当に大ヒット。その狙いは大正解だったと言う訳です。

その後、社名をニッカレモンからポッカレモンに変更したのは1966年のこと。ニッカからポッカへ……。ここで、お察しのいい見聞録読者のみなさんは、会社名を見てピンときましたよね? 創業者は、かなりゴルフ好きではないかと。

実は、その通りなんです! 創業者の谷田さんは、ゴルファーが履くズボン、ニッカボッカの言葉の響きが気に入って、社名を決定したそう。このレモン果汁、誕生から今まで売り上げはほぼ右肩上がり。たくさんの商品がある今でも、会社の屋台骨を支える存在です。

さらに、この会社が数々の世界初を生み出していたって、ご存知でしたか?

中でも有名なのは、自動販売機(ホット/コールド機)ではないでしょうか? それまで自動販売機はコールド専用のみでした。それをホットとコールドの切り替えができるようにして、発売したのが1937年11月。

今ではあったか〜い飲み物は、自動販売機のお陰で日本中どこでもすぐに買えますが、それがポッカサッポロの発明だったなんて! あったか〜い飲み物、私も冬になるたびにお世話になっています。

その懐かしい自動販売機が名古屋工場に展示されているんです。しかも愛知県内で最近まで実際に店の軒先にあったもの。社員の方が見つけて、その後、福さんが大切に保管することを持ち主に約束し、お店から譲り受けたそうです。


まずは、歴代の商品を見ながら……。


お酒の瓶と同じ形で作られたそう。


ポン酢も作っていたんですって。

今やスープは朝食の定番です。

そして、忘れてはならないのが、1972年5月に製造販売を開始した缶コーヒーです。私の脳裏には、強烈に残る缶コーヒーのパッケージがあります。独特のタッチで描かれた流し目の男性。「カモンベイビー」って言ってそうな、ワイルドなお方。昔、缶のコーヒーと言えばこのパッケージでした。うちの近所にもこの缶コーヒーが並べられた自動販売機があり、そのパッケージを見るたび「お父さんに似てる〜」って、思っていました(改めて見ると、全然似てないのですが……)。

今回、私がどうしても聞きたかったこと。あのポッカコーヒーの缶に描かれている男性は誰なのか、モデルはいるのか。また名前は何なのか。

ついに長年の疑問に終止符を打つ時が来ました。ここで見聞録恒例のクイズの時間です。あの男性の名前、皆さん一緒にお答えくださいっ!
ではお答えを! 福さん、教えてください!

「別に名前はないんですよ」。
なんですってーーー! オーマイガァー!

詳しく伺うと、社員の男性が描いたイラストがそのまま採用されたそうで、特にモデルや名前はなく、なんとなく当時のコーヒー好きの渋い男性のイメージだったそう。


この存在感!いちど見たら忘れられません。

実はこの日も取材班一同で名前を考えていたんです。ピエールかな? マイクかな? ダニエルじゃない? それだ!とか言いながら盛り上がっていたのに。「強いて言うなら“ポッカおとこ”ですかね。あははは」ですって!

しかも並んだパッケージを見ると、時代とともに顔が微妙に変化しているではありませんか。もみあげも短くマイルドになっている! その時に1番かっこいい男性のイメージが、このポッカおとこなんですね。

ちなみに私が生まれて初めて飲んだコーヒーは、このMコーヒーです! 幼い頃は大人の味って思って飲んでいましたが、今いただくと、とってもスイーーート! 水城も大人になりました(なりきれていないと言う噂もちらほら)。

今は香り高いコーヒーaromaxが大好きです。そうそう、aromaxのフレッシュナチュラルアロマ製法ももちろん特許取得のポッカコーポレーションさんの技術なんですよ!




これ〜! 私の人生初コーヒーでした。

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2016年(平成28年)1月27日(水曜日)

4万4000平方メートルの敷地をほこる工場に潜入です!

さて続いては、2013年11月に誕生した名古屋工場の第3工場を見せていただきます。ご案内いただくのは、工場長の大崎さん。

ポッカレモンの原料には、太陽をたっぷり浴びて育ったその時世界で1番おいしいレモンが使われます。そのレモン果汁を現地で濃縮して、船で日本へと運びます。
そしてこの名古屋工場で加工するんですが、この方法がスゴいんです。食品中に電気を流すことによって、レモン果汁の変色や香、ビタミンCの減少を最小限に抑え、豊かな風味を保っているそう! この製法ももちろん特許です!
工場では充填からラベル貼り、出荷の様子までしっかりと見学させていただきました。ズラズラ並んで行進する瓶は、それぞれ個性があるみたいでみたいでとてもキュートです。とはいってもすべて均一化された製品なので、安心してくださいね。

すっかり食卓ではお馴染みとなったポッカレモン。実は中日料理教室に25年前からご提供いただいているそうで、数々のレシピに登場しています。

名古屋戦略部の苅谷部長にお話をかがいます。
「販売実績が右肩上がりなのはやはり家庭に深く浸透しているからです」と、部長はおっしゃいます。

最初はレストランやバーなど飲食店向けの商品でした。しかし家庭で使われなければ販売数は伸びないと思い、販路を拡大。その一つの方法が、料理教室です。私もまるまるレモン一個は使い切れないので、フライやマリネなど……、ポッカレモンを重宝している一人です!


「体にもいいんですよ」と苅谷部長。
繁忙期は日中問わず、工場は稼働しています。


これがここで作られているんですね!

水城あやのの体験後記

ポッカ名物レモン橋 2013年に、ポッカサッポロフード&ビバレッジとして事業を開始しましたが、地域に根付き地元から愛されているのに変わりはありません。その証拠が、工場の前にある黄色い橋、その名もレモン橋です。地域のみなさんの好意によって名付けられた橋なんですよ。今で言う、ネーミングライツの先駆けですよね。
揺るぎのない技術力、他の追随を許さない発想力、これからも私たちにおいしい驚きと喜びを与え続けてくれるでしょう。

今回取材した企業様

ポッカサッポロ フード&ビバレッジ株式会社
(公式サイトはこちら)
「ポッカレモン100」をはじめとしたレモン商品、「じっくりコトコト」シリーズのスープなど、おなじみの商品を製造する。今回、訪問した名古屋工場で抽出した缶コーヒー「aromax 究極の香りブラック」が東海地区限定で発売中。

水城あやのプロフィール画像

水城あやのPROFILE

大学を卒業と同時にリポーターとしてメディアデビュー。
以来、ナチュラルで飾らないキャラクターと誰からも愛される笑顔を武器に、活躍の場を大きく広げる。テレビ、ラジオのみならず、イベント、式典、パーティーなど、あらゆるシーンにおいて、どんなことでも対応できるマルチタレントとして活躍。現在は、CBCテレビ「ゴゴスマ」、スターキャット「アマチンアワー」にレギュラー出演中。
また、一女の母として、児童虐待防止を訴えるオレンジリボン活動にも取り組んでいる。

セントラルジャパンHP http://www.central-j.com/
水城あやの ブログ http://ameblo.jp/mizuki-ayano/