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    No.57
  • 中日新聞 岩津専売店 時々輪新聞店

  • 中日新聞岩津専売店
    時々輪新聞店
    【住所】愛知県岡崎市岩津町申堂53
    【電話】0564‑45‑2031
    【FAX】0564‑45‑6337
    時々輪忠正さん
    小学5年生の時に、両親が販売店をスタート。現在はその跡を継ぎ、2代目店主として活躍。消防団や町内会など、地域活動に意欲的に取り組みつつ、実務者である息子とともに店を切り盛りする。

モットーは、エリア全ての方がお客さま。
「地域に愛される販売店」を目指しています。

「担当エリアが坂道だったから、毎朝、新聞を載せた自転車を押して配達していたよ。帰りは下り坂だから、ピューっとラクラク」。2代目店主の時々輪さんは、笑いながら創業初期のことを振り返ります。
肥料店を営んでいた両親が販売店を始めたのは、時々輪さんが小学5年生の時。同業の友人にすすめられたのがキッカケでした。中学生の時、手伝いで新聞配達を始めた時々輪さんに、父親が跡継ぎの話をします。「大学進学が夢でしたが、高校は商業科に入学。そこで家業に生かせる簿記を学びました」。それも商売人の子どもとしてごく自然のことだった、と話します。高校卒業後は、1年間の研修に参加。そこで、新聞の配達経路を記した順路帳の書き方など、さまざまな知識を修得。「近くの駅までリアカーを引いて行き、新聞を取り出したこともいい思い出です」。
研修後、実家の販売店に入店しますが、数年後には日本が高度経済成長に突入。好景気の恩恵を受けながらも、極度の人手不足に悩まされます。
「当時は、とにかく人出が足りなかった。寝る間もないほど、働いたのを覚えています」。そんな多忙な日々でも、大切にしていた言葉は、初代店主から受け継いだ「全戸お客さま」。新聞配達だけでなく、地域のためにと消防団や町内会など多くの活動に積極的に参加します。
現在、販売店の実務は息子である昌史さんが担当。関東の大学を卒業後、自動車部品の設計に携わってきましたが、30歳を機に、実家にUターン。「父から販売店を継ぐ話はされていませんが、小さいころから意識はしていました」と昌史さん。将来の3代目店主として積極的に活動する息子を見て、時々輪さんは「信頼して全て任せているので、余計な口出しはしないようにしています」と、うれしそうに話してくれました。
  • 「地域に根ざした販売店として、さまざまな活動で貢献したい」と話す息子の昌史さん。

  • 昌史さんも父と同様、地域の消防団に入団。見回りなどに参加して、地域を守っています。

  • 毎年春には、趣味で飼育しているメダカのプレゼントを実施。店先にはメダカの水槽がズラリと並びます。

販売店エリアのおすすめスポット

■奥殿陣屋(おくとのじんや)

【住所】愛知県岡崎市奥殿町字雑谷下10
【電話】0564‑45‑7230
【開館時間】9:30~16:30
【休館日】月曜日(祝日の場合は翌日)、年末・年始
【入場料】無料
徳川家康のルーツである松平家発祥の地、松平郷に程近い山里に位置する奥殿陣屋。当時は、表御殿、書院、藩主住居、地方役所など、33棟が建ち並んでいました。時代の流れとともに移築されたり、取り壊されたりしましたが、1985年に書院が復元。現在の形となりました。岡崎の嵯峨野とも称される周囲の竹林に風情を感じ、園内に広がる江戸初期の作風を生かした蓬菜の庭、バラ園で、季節のうつろいを愉しみましょう。園内にはほかにも、花火資料館や歴史資料館、歴代藩主の廟所などが点在します。NHK連続テレビ小説のロケ地にも選ばれた奥殿陣屋で、ゆっくりと流れる時間を過ごしてみませんか。
  • 書院の喫茶スペースでは、蓬莱の庭を眺めながら抹茶(500円)や抹茶パフェ(600円)がいただけます。

  • 金鳳亭のざるそば(450円)。春の豆腐御膳(~4月上旬)や、周辺で穫れる竹の子を使った竹の子ごはん(4月上旬~6月下旬)も人気。

  • 4月上旬~中旬にかけて、菜の花とチューリップが見ごろを迎えます。園内に梅の花の甘い香りが漂う3月中旬も、おすすめです。
    ※花の見頃は年により異なります。

■岩津天満宮

【住所】愛知県岡崎市岩津町字東山53
【電話】0564‑45‑2525
【参拝時間】24時間、社務所は8:00~17:30、ご祈祷は9:00~17:00
岩津天神、芭蕉天満宮とも呼ばれる由緒ある神社。学問の神様として知られる菅原道真公を祀り、受験シーズンの1月に執り行われる進学祈願祭は、大勢の祈願者でにぎわいます。
拝殿前の願掛け撫で牛は、牛の座像を撫でて願掛けをするという江戸時代から伝わる信仰。社務所で授かった願掛け撫牛の置物は、自宅に持ち帰り、願い事が叶ったら納め所にお返ししましょう。
紅梅、白梅、枝垂れ梅など約400本が咲きほこる梅の名所としても知られており、毎年2月から3月下旬にかけて梅園が無料で開放されます。毎年こどもの日(5月5日)には、岩津天神泣き相撲を開催。生後6か月から1歳半までの赤ちゃんの元気な泣き声が境内に響き渡ります。
  • 平成23年に改修が行われた美しい拝殿と願掛け撫で牛。

  • 天神様の使いである牛に、願い事を唱えながら水をかける水掛け牛。

  • 梅園のほかにも、境内にはたくさんの梅の花が咲き乱れます。