あなたの街の中日新聞販売店

今月の販売店

File No.30

中日新聞 木曽福島販売店
有限会社 松岡新聞店


住 所 長野県木曽郡木曽町福島5398-6
電 話 0264-22-2027
F A X 0264-22-3850


プロフィール
松岡 功親さん
創業100年を超える老舗販売店の末っ子に生まれる。大学卒業後、数ヶ月の研修を経て実家の販売店に入店。4代目店主として地元の伝統的な祭りの子どもみこしを復活させるなど、地域コミュニティを大切にする。2000年、宿場町風の店舗を新築。

松岡 功親さん

私が幼いころの両親は、とにかく多忙だった。

それが、私の働く原点になっています。

東に木曽駒ヶ岳、西に御嶽山を仰ぐ木曽町。江戸時代に栄えた中山道の4代関所のひとつ、福島関所(跡)が残されるなど、歴史深い町です。今回は、木曽町で100年以上続く老舗販売店、松岡新聞店を訪れました。「私が幼いころ、実家は旧国鉄・木曽福島駅構内の用達店として、そばや弁当などを販売。同時に新聞販売店としての機能もあったため、両親は早朝に新聞を配達して日中は用達店を切り盛りするという、多忙な毎日を送っていました」そんな両親の背中を見て育った松岡さん。兄と姉の2人が就職で実家を離れたころ、心の隅で実家を継ぐ意思を固めたそうです。
「実家は、国鉄からJRに民営化された当時、用達店をたたみ新聞販売店一本に。しかし、それでも忙しそうな父親を見て、実家を支える=継ぐという意識が芽生えました」

父親の代から店を支えるベテランに加え地元の主婦など、幅広い世代のスタッフが店を盛り上げます。



明るく広々とした店内では、女性スタッフが中心となって活躍。



お客様にすぐに対応できるよう、事務スペースでは、入口に向かって作業をします。



宛先が書かれた紙をはさみ、結束機で荷造り。山奥まで配達する際の荷くずれを防ぎます。


研修時代の仲間の活躍を励みに

つながりを大切にする販売店を目指します。

大学を卒業後、販売店の基本的な業務を覚えるため、数ヶ月の研修に参加した松岡さん。「業務修得以上に、研修で巡り合った仲間が私の宝です」 店主就任後は、読者サービス――ミニコミ紙の発行や野球観戦ツアーなど――を立ち上げ、店の看板事業として定着させます。また新しい試みにも挑戦。「今年から、地元・木曽少年相撲クラブ出身の御嶽海を応援するため、大相撲名古屋場所の応援ツアーを実施。お客様に大好評だったので、来年も実施する予定です」 ほかにも、400年の歴史を誇る祭り、水無神社例大祭の子どもみこしを復活させるなど、地域の活性化に力を入れます。「伝統的なお祭りを一緒に盛り上げることで、地域とのつながりをより深めていきたいです」

販売店に飾られている1923年当時の写真からは、周囲を山々に囲まれた今も変わらぬ木曽町の地形がうかがい知れます。


(左から)「なるほど我が町発信局」「木曽で使える!クーポン券」「木曽だより」を毎月発行しています。

復活後、今年で3回目を迎えた子どもみこし。写真は昨年の様子を伝える、ドラゴン号(新聞作成&広報車)で作った号外です。


初開催の御嶽海応援ツアー。今年の大相撲名古屋場所では、地元の応援を背に、11勝4敗の成績を収め、十両優勝を果たすなど大活躍。




「栗子餅」は、毎年秋のお楽しみです!

「9月に入ると、木曽の和菓子店に“栗子餅”が並びはじめます。地元で親しまれているお菓子で、毎年秋になるとこれを食べるのが楽しみなんです。木曽の山林で穫れた栗を砂糖で炊き上げた栗あんで、つきたての餅を包んだ素朴な味わい。土産や贈り物にもよく利用します」




私のお気に入り

ふわふわの餅と、栗の風味が絶妙にマッチ。これが本当においしいんです!