あなたの街の中日新聞販売店

今月の販売店

File No.24

中日新聞 味鋺専売店
(有)アジマ鳥居新聞店


住 所 愛知県名古屋市北区楠味鋺5-1312
電 話 052-901-0673
F A X 052-901-0605


プロフィール
鳥居 孝智さん
祖父の代から販売店を営む家系の長男に生まれる。
大学卒業後、流通系企業に2年間勤務。その後、店主として頑張る父親を追い、実家の販売店に入店。
現在は店主として、東京新聞の販売店を掛け持ちするなど、多忙な日々を送る。

鳥居 孝智さん

幼少期から販売店の厳しさを体験。

憧れは“普通の生活”。

 「販売店の店主としての父は、とても厳しい人でした」そう話すのは、鳥居新聞店の2代目店主、鳥居さん。小学生から高校生まで、まじめに配達を手伝うものの、父親からは「能力のないものには、店は継がせない」と厳しい言葉をかけられていたそう。さらに「小学生のとき、サッカーの試合で足をねんざしても、夕刊配達を休ませてはくれなかった…」 そんななか、鳥居さん自身も販売店を継ぐ気にはなれず、大学卒業後は地元の流通系企業に勤めます。「週末にちゃんと休める、“普通”の生活に憧れたんです」。しかし現実は、休日も出勤して仕事をする多忙な日々。そんな折、全国紙の進出により、既存のお客さまをつなぎ止めるために実家の販売店が奮起します。「スタッフと一緒になって頑張る父親の姿を見て、これはさすがに戻らなければ、と感じました」

社員6名、パート従業員60名が活躍する鳥居新聞店。スタッフはすべて地元の方ばかりで、家族ぐるみのお付き合いをしています。



店舗の前に設置された新聞の自動販売機。届いた朝刊や夕刊をセットするのも、大切な仕事のひとつです。



配達前に天気予報を確認し、雨や雪の可能性が少しでもあれば、新聞をビニールで梱包します。このひと手間がうれしいサービスです。



地域の役員を担うスタッフが多いのも、鳥居新聞店の特徴です。「みんな、地域の広報としても、活躍してくれています!」


厳しかった父の根底にある

「人を大切にする」心を引き継ぐ。

 実家の販売店に戻った鳥居さんを温かく受け入れたのは、父を長らく支えるベテランのスタッフたちでした。「中には、私が生まれた当時を知っているスタッフもいて……」。そんな時でも、父の厳しい姿勢は変わらなかったと言います。「誰よりも早く出勤して、掃除をする」新米スタッフとして、販売店の仕事を一から習得する厳しくも充実した日々の始まりでした。 その後も生涯現役で走り続ける父親の後ろ姿から、さまざまな「鳥居新聞店の文化」を学んだ鳥居さん。「そのひとつ“人づくり”は、使命感を持って取り組んでいます」。その成果は、鳥居新聞店から販売店の店主を6名輩出するなど、確実に現れています。 最後に今後の目標を尋ねると「販売店が築き上げた配達システムは、貴重な財産。販売店の文化を守りつつ、今後は新聞の良さをアピールし、読む人を育てていきたいです」。鳥居新聞店の文化は販売店の枠を超え、地域全体に広がりをみせています。

25年間続くミニコミ紙。イラストレーターが手掛ける誌面からは、手書き文字ならではのぬくもりが伝わってきます。


4年前に完成した新店舗の2階には、スタッフ全員が入れる大きな会議室を完備。「“スタッフが働きやすい店舗を”と生前の父の希望がカタチになりました」。

社員&パート従業員へ日頃の感謝の気持ちを込めて、毎年バス旅行と新年会を開催。楽しみにしているスタッフもたくさん!

東京の浅草にある販売店のスタッフと一緒に開催した社員旅行。スタッフ同士のコミュニケーションが、各販売店を支えます。



店舗2階に広がる大事な空間

「店舗の2階に広がる実家には、とても大切にしている食卓があります。私が生まれた時から、朝・夕食時に販売店のスタッフとともに囲んだもの。当時は住み込みのスタッフもいたので、それは賑やかな食事の場でした。今でも、スタッフとは時々同じ食卓を囲みます。朝食時には仕事の話を、夕食時には酒も入り、夜遅くまで語り合う……。この食卓を囲んだスタッフ、研修生の数は数えきれません。ここから巣立っていった研修生が尋ねてきた時も、やはりこの食卓は必ず見ていきます。これからも、ともに歴史を刻んでいきたいです。」

私のお気に入り

料理が得意な母のつくる大皿料理を囲み、いつもワイワイと賑やか。父がかわいがっていたヨークシャテリアのハッピー(5歳)と、新しく家族に迎えたクッピー(3歳)も一緒です。